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トップハート物語(3589)立志伝敢闘編
17/07/02
2010年(平成22年)12月下旬。
今月に来て、私への新規依頼が4ケースになった。新人に業務を譲り、私は新事務所を同じマンションの同じフロアに設けて、非常勤となって困難な利用者だけを継続担当になった。
やっと、他の事業に身を入れて本格的に脱皮が出来るなと思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。
 今日の朝、突然、新人ケアマネジャー宏美さんからの電話だった。
 「平成20年に担当して貰ったという利用者が、再び担当して貰いたいと希望があると地域包括から電話がありました。」
 「名前は?」
 「Oさん、O川K子さんです。要支援になって、担当から離れてしまった方ですと言っていました。今度要介護2になったそうです。」
 「聞いた事があるな、地域包括はどこですか。」
 「枚方市の包括です。」
 「枚方市のどこの包括?」
 「済みません、忘れました。」
 何を聞いているのかと思ったが、この世代は怒っても反省が無いから、止めた。
枚方市の事を思い浮かべた。名前に記憶があるが、どうも自宅が浮かんで来ない。データを開けた。何と、枚方市ではなく大東市だった。思い出した。
ほんの数カ月担当したが、居宅支援事業所エスパルの当時新人だったケアマネジャー菊ちゃんに引き継いだのだ。その彼女ではなく、私に名指しで依頼が来たのだ。
 今月、初めの依頼は、親の末期介護を自宅でと希望していた受講生からだった。この方も要支援だったのだが、入院中に区分変更申請をして手続きを終えて、認定結果待ちだ。地域包括支援センターの話では、
「要介護になるのでベットとか車いすとかの軽度者へのレンタル特例手続きを待って欲しい。」
という。
しかし、その審査会が来年だという。次にあったのが、現在担当している利用者の妹さんが、
「認知症状が出て来て。」
という事で新規申請をした結果、要介護だった。
今月からサービスがスタートした。続いて、視覚障害者の方が65歳になり、介護を受けることとなった。この方も、要介護になって認定結果が出た。そして、今日の方だった。明日引き継ぎが自宅で行われることとなった。
 朝一番で、嘘つきせんと君が出社して、私の処に来た。職業訓練の募集担当をさせたのだが、結果が思わしくない。今回は、私は口を出さずに何も言わずタダ報告だけを待った。何も言わないので、何の報告も無い。最終日を1日残すだけで、
「応募者は10名です。」
という。
 「こんな結果なので、覚悟をして置いて下さい。」
 「覚悟とは何ですか。」
 「それに見合う、待遇又は仕事になるという事です。」
 「人事異動ですか。」
 「異動もそうだが、給与改定が4月だから、その時期に最低賃金に近い金額になるという事です。介護タクシーで1日数百円の売り上げで満足していたのでは、会社は成り立たない。この職業訓練も、3分の1の収益では運営出来ない。どうやって利益を上げるか考えないと。自分でいい道を探して下さい。」
 「どこか、施設を紹介してくれないでしょうか。」
 「それは無理だ。そんな仕事もしないズルい奴を紹介して、俺の信用が無くなったら困る。大体、考え方が違うのでうちには合わない。自分に合った会社を探して、そこで活躍して下さい。」
 何度も同じ事を言った。
 特に今回は、11月30日に2コースの職業訓練が終わって、その報告と請求が10日までだった。本来、10日までだったら余裕があるので12月3日頃には提出できる。それを、9日に彼は出しに行った。
しかし、内容にミスがあり、再提出だった。すぐ近くに提出先があり、出しに行こうと思えば10日まで訂正した書類が出せた。それを、郵送にした。それも、聞くと11日の土曜日だ。受け付けが、終わり来月回しになった。
つまり、1600万円の入金が来月以降となった。それを目当てに、600万円を掛けた250名参加のクリスマス会を大々的に実施するが、今月26日過ぎに支払えない現金残高になってしまった。
 昼間、妻に連絡した。
 「やっぱり今日入金が無かったので、5百万円ばかり入金してくれるか。」
 「もうしたよ。」
 「会社の口座に入れたのか。」
 「違う、お父さんの郵便局の口座だよ。」
 「何をやっているんだ。昔も同じ事をしたな。社長が会社に貸し付けるのは駄目になっている。お前の名前で振り込んでくれれば、来月返す時に僅かだが利子を付ける事が出来るじゃないか。」
 そう言って、今週中に振り込みをして貰う事になった。


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