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トップハート物語(3582)立志伝敢闘編
17/06/27
2010年(平成22年)12月中旬。
朝は、ケアマネジャー試験に合格した本社管理者が、今後の事について話に来た。開口一番、私のお祝いの言葉に対して
 「私は全く自信が無かったのですが、結果的に合格していました。」
 そう言っていたが、受験前から合格しますからと公言していた、誰でもが当然の結果と思う能力と実績を有した人材だった。
 「ところで、今後どうするか考えて来た?」
 「私自身、まだ合格通知を貰ったばかりで何にも考えていないのですが、このままでは駄目なのでしょうか。」
 「別に構わないが、まず、研修だけは受けて置いてどうにでもなるように準備はして置かないと。」
 「折角、いま、本社は軌道に乗り始めて、特に障害関係は毎日契約に追われるような形になりました。面白くなってきた段階ですし、私自身支援相談員の研修も終わって、これから障害関係の就労支援などに力を注ぎたいと思っていたところなんです。幾つかの市からも、介護のケアマネジャーからも支援の仕事が来るようになって、こんな時にこんな結果になってしまって。」
 「分かった、それでも、ケアマネジャーの研修が終わっても仕事をしないと、実務に成らない。これから、実務経験5年経過したら主任ケアマネジャーという資格を取得する権利が生まれる。また、専門職の研修があり実務に就いていないとケースの事例検討に参加されないし。グループで浮いてしまう。」
 「今の本社の管理者を誰かに譲りたいのですが、代わりは誰が居るんですか。このままの状態で、ケアマネジャーをする訳にはいかないのですか。」
 「それは、例えば、休暇に他に登録をして仕事をする事が出来るだろうが、訪問介護の管理者として仕事をしているので、確認しないと分からない。」
 「それが可能なら、そうしたいのですが。」
 「当社は、俺の勝手な方針で、ケアマネジャーに育てるのが一応の人材育成の最終ゴールだ。それを取得したら、独立するのが恒例だ。独立と言っても、社内で営業所を出すか、辞めるか。辞めろと言っている訳ではない。その道に直ぐにではないが、向かって欲しいと思っている。今だったら、事業所を借りて事務員を付けることくらいは出来る。いま、自立支援で関係の深い寝屋川市とか、四条畷市でも良いし。」
 「それでも、利用者がいなければ成り立たない。」
 「はっきり言って、これまでも、居宅介護支援事業所で収益を期待した事は無い。数年は、考えなくて良いから。これまでも、何も言って来なかった。営業や付き合いを多くしていれば、必ず利用者は生まれる。いい加減していれば、駄目になる。」 
 「それでも、少しは利用者が居ないとそのような気持ちに成らない。」
 「今、無償で来ている大手電機メーカーを退職した方なんか、その電機メーカーのOBが沢山いるし、そういう関係を逃さず作って置く必要がある。その方だって、事務員で採用したらいいと思う。将来有望だ。」
 そんな話し合いで、気付いたら2時間以上話をしていた。
 彼女の限りない道を開けてあげようと思った言動が、何やら、辞めるように言う私と、このまま仕事を続けさせて下さいという彼女になってしまった。
気分を害したのかも知れない。
 最後に、
 「今度のクリスマス会の事業所対抗イベントの優勝は本社だ。シナリオを見ただけでもう断トツだから、決めた。4万円相当の寒ブリを送ったので、受け取り自分達で調理をするように。26日過ぎに着くと思う。」
 そう言った。
 今日も、認知症を妻に持つ夫に振り回されていた。認知症の妻が、高齢者専用賃貸住宅に入居するために、入居経費がまず30万円必要となる。それを、工面するために定期預金を解約しないと駄目になり、本人の手続きが必要なので外出許可を貰った。
1時に病院を出て心配していた、色んな貴重品を確認するためにまず自宅に戻った。心配していたものが見つかり、解約手続きの為に郵貯銀行に向かった。その前に、
「特約付き傷病保険の確認をしに行きたい。」
というので、保険の窓口に行った。
その場で分かった事があって、衝撃を受けた。預金とか定期とかだけではなく、それを上回るマイナス要素が存在して居のだ。これは多額で、現在の状態では弁済不可能だ。その理由が、子供だというのだ。
 ここに哀れな現実が横たわっている。戻って来ないものに、年老いた老夫婦が少しずつ弁済をしていたのだ。しかし、夫は入院しこれからリハビリテーション病院に入る。妻は、高齢者専用賃貸住宅に入居する。
両人の経費で、年金分は消えてしまう。早く退院して、夫婦二人で過ごす事になれば、その経費は十分賄えるが、それまでは経費オーバーしてしまい、年金内で収めるには難しい。

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