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トップハート物語(3576)立志伝敢闘編
17/06/24
2010年(平成22年)12月中旬。
 それにしても、方々に虚言癖の利用者がする掛けまくっている電話で障害が生まれて来た。私も、あれこれと時間を割いて一心に対応して来たが、もう我慢出来ないとばかり、私から電話を掛けた。
 「今回の奥さんの事でも、自分が妹に頼んで泊まって貰うとか嘘を言って、困ったからと勝手に民生委員連絡して、我々が何もしていないように言ってどこか探してくれなどと。その民生委員が施設でも何故入れないんですかと言って来ている。自分が入れたくないと意地を張って民生委員に頼んで、結局施設しかないと言われた。このまま色々なところを少しずつ移動しているのでは、本人が可哀そうです。施設に入る事を決めて下さい。あす、パンフレットを持って行きますから、選んで下さい。」
 「佐藤さんにお任せする他ないと思いますので、宜しくお願いします。そんなに高くない処を。」
 そんな殊勝な事を言うが、その言葉の陰で他の事を考えてまた何をしでかすか分からない。
 一旦部屋に戻って、昼食を摂った。先日の、クリスマス会の会場であるホテルでの打ち合わせの帰りに、ケーキを買って来た。本当に美味しい。それを、ロールケーキ1本とチーズケーキ丸のまま全部数日で食べてしまった。
折角、甘いものを我慢していたのに、切れてしまった。22日の森山良子さんのクリスマスディナーショ-に出掛けるのに、痩せようと思って頑張って来た。それなのに、もう時間が無い。これから、痩せようと思っても限界がありスーツを新調する事を決心した。
 午後再び出勤して、最後の報酬明細の袋づめをNPO法人常勤理事の智子さんに任せて、私は税理士が求めている請求書などの書類の準備に移った。数ヶ月前のだが過去の伝票を指示されるままに探していると、ちゃんと見つかるもので流石整理が行き届いていると自分で関心にしていた。
宿泊が出来るデイサービスのお試しを、認知症の妻がお試しから戻って来たのでその様子を聞いた。
 『カラオケが好きなだけ歌えて、喜んで帰って来ました』
 そう担当者からのメールが来て、これからプラン作成をする事にした。
ショートステイと併用で12月の30日まではどうやら受け入れてくれそうだ。それ以降は、知っているというかお世話になったケアマネジャーが管理者となった高齢者専用賃貸住宅を推薦して、夫の了解を得て入居して貰おうと思っている。
 昼間の怒りが、時間を経過するに従って反省になって来た。認知症の症状をよく知っている筈だ。病院にずっと2カ月間入院していれば、どこか精神的な障害が出て来るのは当たり前だ。
夫の行為は、多分、認知症の家族が生まれる時の機会に近い。認知症の利用者が起こす事にいちいち頭に来たのでは、専門職として失格だと思って来た。家族には、知ったかぶりしているくせに、自分の事となると本気で怒る。それは問題だと、冷静に思って来た。
それでも、これ以上、多額の金銭を掛けて奥さんを自宅とショートなどで面倒をみる事は良い事なのだろうか。
 自分では、何とか利用者の思いを意地でも守ってあげようと思って来たが、制度を使わないとこれだけ多額の金銭が掛かってしまう。これが、この高齢者たちが、それは知らないと言い出したら問題になる。
 婚活パーティーの募集を始めたが、その資料が出来ていない。それを、作成するように、以前から無能な高学歴社員に言って来た。もう一月も経つのだが、出来ていない。出来た内容を見てくれと、メールで来た。今頃こんな事をしているのかと、
 『早く行動を起こして下さい。」
 そう、メールを送った。
怒りを込めたが、とぼけの無能高学歴社員には届くまい。しかし、その結果が自分の席を失う事に成らなければいいが。
 夜遅くに、本社管理者からメールが来た。
 『まぐれで、ケアマネジャー試験合格していました。』
 それを見て、正直、ほとんど嬉しくなかった。
返信した、
 『どうしてこの大阪の人間は、最初から駄目でしたと言い続けるのか。私の後に合格した3人はすべて、駄目だったと言って置きながら合格しましたという。それでも、期待に応えてよく頑張りました。これからは、大きな展望が開ける資格です。どうするか自分の将来が決まったら、お話しして下さい。』
 そう送った。 
 彼女は、当社に来て5年、現在は落ち着いて居るが、その能力は卓越している。30代半ばで、独力で家を得た。シングルで子供2人を育てて、まだ30代の若さだ。これからの人生を自分なりにデザインできる人材なのだ。
それに、上昇志向があり、当社に来るまで5社程度渡り歩いて居る。
 当社にいつまでも居る人材ではないと思っている。いつ退職するかが、これからの課題となるだろう。しかし、当社には既に今年入社した後任の本社管理者候補がいるので、今回は落ち着いている。もし残る事に成ったら、恒例に従って、新たな事業所を設置することになる。

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