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トップハート物語(3572)立志伝敢闘編
17/06/22
2010年(平成22年)12月中旬。
 クリスマス会や順調な業績に、慢心になっているのかもしれない。仕事に身が入らないのか、処理する筈の資料は山積み。昨日、トライアル雇用した社員の助成金申請処理の為に全ての行為を社会保険労務士に依頼しているが、電話があった。
 「トライアル雇用助成金申請書を送りましたが、届きましたか。」
 「手元に無いんですが、いつ送りました?」
 「先週に送ってある筈なんですが。」
 「済みません、探してみます。」
 そう言って、机の上の山積みになっている三つの山を探したが見当たらない。応接セットの上のテーブル、押し入れの上下においてある未処理書類など見たが、見当たらない。机の中を探して、やっと見つかった。ただ、仕舞ってあるだけだった。何かあるたびに、山を崩す。
 認知症の妻をもった夫が入院して、妻の行き先が無くなった。夫の、妹の来て貰うという言葉を信じて、10日にショートステイから戻って来たら任せる積りでいた。ところが、連日確認しても連絡していない、連絡しても電話に出ない、連絡先が分からないと言い出したのは金曜日だ。
これまでお願いしていたショートステイは、10日までの約束。その後は、満室だ。
 「自宅でヘルパーさんに診て貰って下さい。」
 という夫だが、24時間体制では、デイサービスを利用してもかなりの金額が掛かる。既に、ショートだけでも数万円の点数オーバーだ。
 「定期を解約して、支払うから。」
 というが、いつものように夫は、サービス前の1回あたりの金額は了解しても、最終的な月額の金額を示されると
 「そんな金は無い。首を吊らないと行けなくなる。」
 そういうのが、常とう句なのだ。
 もう、構っていられないと思い、緊急で知っている高齢者専用賃貸住宅に入って貰おうかと、調べたりしたが、施設にはアレルギーを示す夫婦の了解を貰うのが難しく手を止めた。一縷の望みを掛けて、懇意にしているショートステイに連絡した。
事情を話すと、
 「それは大変ですね。ちょっと待って下さい。」
 そう言われて、暫く待った。
 「直ぐは無理ですが、17日から20日までと24日から30日までだったら大丈夫です。」
 「有難うございます。それだけで結構です。その間は何とか探します。情報を持って、今日中に伺います。」
 そう言って、電話を切った。
 次に、デイサービスのお泊まりを導入した、以前デイだけを利用したデイサービスに連絡した。
 「有難うございます。13日は駄目なのですが、14日からだったら17日まで受け入れ出来ます。」 
 そう言われて、ホッとした。何と効率のいい事か。2件電話して、2件でクリアだ。取り敢えず、当面の2日間はデイサービスと訪問介護で何とかしのげる。直ぐに、持って行く情報をまとめた。
 実績担当のサービス提供責任者が来た。USBに介護実績を入れて持参して来た。クリスマス会や婚活パーティーの話をして、11月分の情報を私のパソコンに入れた。帰ってから、そのデータを取り出して登録ヘルパーさんの給与計算をしようとしたが、どうもおかしい。トータルの伝票の数が実績の数と合わないのだ。おかしいので、連絡すると、
 「それはもしかしたら、去年の11月のじゃないですか。」
 確認すると、確かに2009年11月となっていた。
 何をしているのか、と思ったがあとの祭りだ。
 「これからケアに行くので、戻って来たら持って行きます。1時過ぎになります。」
 がっくり。
急いでしなければならない業務が、私のミスで出来なくなった。技術会議担当のサービス提供責任者が朝来て、
 「月曜日から技術会議が始まります。その時に、ヘルパーさんへの給与明細を渡したいのですが、大丈夫でしょうか。」
 そう言われて、大丈夫と返事をしたのだが、その計算ソースデータが手元に無いのだ。途方に暮れて、何をして良いのか分からず、山になった資料を少しずつ崩して処理をした。

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