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トップハート物語(3566)立志伝敢闘編
17/06/19
2010年(平成22年)12月上旬。
 早朝から、引きも切らず社員の訪問相次ぐ。新人ケアマネジャー宏美さんは、何か言いたそうだが、取りとめも無い話に終始。やっと請求が終わったので、余裕が出て来たのかと思ってそのように対応していたが、話す事も無くなったのか最後に、本心を言った。
 「事務処理が何も出来ていないんです。特に、支援経過の記録が全く出来ていないです。」
 「それは大変だ。」
 というだけで、何も言わなかった。
本当は、
 「溜まってしまったら大変になるぞ。少しずつでも仕上げておくように。」
 そう言いたかったのだが、どうも気持ちが一杯一杯で。最初は、
 「ケアマネジャー実務研修会でグループが一緒になった人たちの話を聞くと、折角取得しても全くさせて貰えない人が10人中8人も居ました。ケアマネジャーをしたいので、辞めて他の職場を探したのですが見つからないと言っていた人も。それから比べると、最初から佐藤さんから引き継いで40ケースのプランを立てるのが大変だと思いましたが、ある意味幸せだなと思います。」
 そう言っていた。
しかし、多くのケアマネジャーが新人時代にぶつかる壁に激突したようだ。自分が思っていたケアマネジャーの仕事は、本来の思っていたケアマネジャーではないと分かったようだ。単なる、我儘な利用者の代弁者だと感じる事が多くなったようだ。
しかし、その大多数の高齢者ではなく、僅かだが自分を必要としている人の為に自分の能力を生かす事にやりがいを見つけて欲しいと思う。それは、人から口で言われるのではなく、自分で悟って欲しいと思う。悟ったらそれが本当のケアマネジャーになった証拠だ。それに気付かない者が、去って行く。
 次は、自立支援のサービス提供責任者が来た。秋に社員研修旅行に行く予定だった者だが、子供の病気で断念した。次に予定したクリスマス辺りの日程も、クリスマス会幹事の為にパス。
結局、今年の実施は見送りとなった。そんな話をして、戻る。そのほか何人か来る。話が終わった段階で、既に時間は10時半。遅れている仕事をして、午後の2ケースのカンファレンス資料作成。
昼食を摂ろうと思ったが、無理だと分かり抜いた。そのまま仕事続行し、1時前に事務所を出る。銀行に立ち寄り思ったより早く終わったので、カンファレンスの2時まで時間が少しあるので、「吉野家」に立ち寄った。
 こんな時早く食べられるので助かった。話題の「すき鍋丼」を頼んだ。おしんこも。持って来たものを見て、嫌な予感が。色がしょっぱい様な、売れない食材をずっと煮込んでいたような感じだった。一口食べて、向かいに座っているNPO法人常勤理事の智子さんに
 「これは駄目だ。駄目になるとこうも駄目になるんだ。一人負けの原因は、値段だけじゃないな。」
 しょっぱい。こんなもの出したら、リピートが無くなる。これまで、私はどこが安かろうが、「吉野家」にしか入らない。味が全く他と違い、自分に合っていたのだ。それが、こんなことをして。多分、スーパーバイザーの質が落ちて、指導や管理が行き届いていなのだろう。
この店の問題かもしれないと、彼女に言ったが、
 「これみて下さい。焦げているのを下にして、見えないように置いてある。」
 ショウガ焼き定食を頼んだ彼女の、来た物を見た時から何となくそれも気になった。
私は、40年来の吉野家ファンだ。18歳で就職して、仕事で外出をした時に東京の新橋駅前にあった吉野家に入って、その味に感激した。これから、吉野家の辿る道は何となく分かるような気がする。
 新規依頼が最近私に直接来る。私は、登録ケアマネジャー非常勤として勤務している。大半は、自分の事務所にいるのだ。その私宛に来るので、私が担当せざるを得ない。それに、新人ケアマネジャー宏美さんが少しマイナーになっているので、負担を少しでも軽減しようとしている。
この日は、続けて新規2ケースのカンファレンスだ。先日認定が下りた完全認知症の方の生活援助とデイサービスの利用で開催。1時間に亘って話し合った。全て、原案通りに決まる。

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