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トップハート物語(3564)立志伝敢闘編
17/06/18
2010年(平成22年)12月上旬。
 朝から、2名の社員の訪問を受けた。目的は、源泉徴収に対する年末調整の書類の書き方だ。毎年書いて出しているのに、どうした事か。それでも、以前は自分達が書いて来たものをそのまま受け取っていただけだ。
勿論、年末調整に関わる保険料の支払いなどの確認はしていたのだが、改めて聞かれて返事に困った項目があった。二人とも、その対象となっていたのだ。一人は本人、一人は夫が外国籍だった事だ。
その記入項目の世帯主という項目にどう書いたらいいのかという事だった。私は、浅い理解で
 「住民票の世帯主だよ。」
 「私は住民票がありません。」
 「そんなバカな。外国籍だろうがなんだろうが、税金を支払っているのだから住民票があるんじゃないの。」
 「いや、外国人登録票というのがあるんです。それしかないんです。」
 「本当か、面倒くさいな制度は。戸籍はあるかも知れないが、住民票はあると思っていた。」
 「私は、夫が外国人なので、日本の住民票の世帯主は私なんですが、国民健康保険に入っている時には、夫宛てに書類が来ていたような気がしたんです。去年の子の書類には夫の名前を書いたと思います。」
 「実質的なものでいいんじゃないか。だから、それぞれ君は夫の名前と君は本人の名前を書いて。」
 と、話している最中に大東本社管理者が来た。
 今日の昼間に、古希の就業希望者の事で会う事になっていたのだが、障害者施設に配るカレンダーを取りに来た。要求した通りに出来ていなくて、作り直しを要求した。その為に、何百部というカレンダーが破棄の憂き目にあう処を、無償で貰い障害者施設などに配るよう指示した。
その第一の対象が、本社関係の障害者施設通勤寮の63名に渡す事になった。そのカレンダーを取りに来たのだが、私が居る事務所立ち寄った。用件は、その男性古希就業希望者に対する対応とクリスマス会の件、そして、困難事例の報告だった。
 古希就業希望者は、体験学習という事で今月から6日間だけ来て貰った。その作業は管理者かの評価からすると、充分満足した結果のようだ。
 「黙々と作業をして、正確だし早い。社員がするよりも、結果的には満足いく出来です。一度の説明で、間違いも無く処理できたので、他の社員も頼りにしていました。」
 「それは分かりました。体験学習をすると、色んな助成金の対象に成らないので、その報告をする事はしない事にします。体験学習の助成金も頂きません。問題は、これからですがこの月は仕事を探して貰いアルバイト料などというものを支払う事は出来ませんので、本人がどうするのか聞いてみます。問題はその後ですが、必要だとしても、少しは働いて貰わないと行けません。働くという事は、収益を得る仕事をして貰うという事です。事務的な補助では、社員が楽になるというだけで支出が発生するだけの現象では、駄目です。そういう意味でのして貰う仕事がありますか。本人は、『5年の実務経験を積んで75歳でケアマネジャーの試験に挑戦したい』と考えているようですし、その意に沿った対応をしないと本人の意欲を削ぐ事になります。」
 そのように問いに、仕事は何とか確保するという。
という事は、採用してくれという事だと理解した。
 次に、クリスマス会の事だが、彼女は充分リーダーとしての力量を発揮して、引っ張って行ってくれるので大丈夫だ。そして、次は困難事例への対応についてだった。精神障害を持っている利用者の依頼を受けて、そのプラン通り対応していたのだが、自費分を支払おうとしない。
間に入っているケアマネジャーや地域包括支援センターの担当者もキレてしまって、大声で怒りつけたようだが、それに対して弁護士を連れて市役所に乗り込んだ。大きな病院が主体の高齢者専用賃貸住宅に住んでいるのだが、その家賃すら払わない。
色んな市に移転して、それぞれの市で支払いをしないという言動に、それぞれの市に住んでいられないようになり、本社のある大東市に転居して来て同じ事を繰り返す。契約の時とか、業務受けている時には機嫌が良く、いざ支払いの時になると、
「納得出来ない。」
と言いだす。
そして、グルなのか弁護士の登場となるようだ。その行為に、ついに管理者もキレて、援助を断った。10月から支払いがされていないという。それに対して、
 「社長を出せと何度も言って来るので、言って来ても、会うのを断って電話は直ぐに切って貰って構いませんので。市や地域包括支援センターなどへは報告済みですので。」
 そういう内容で話をし、10時過ぎに帰った。
 銀行に行って、本社に向かった。古希の方との話し合いは、
 「私は、年金を沢山頂いているので給与は不要です。ただ、9時から5時までの勤務生活を50年も続けて来たので、規則正しい生活をしたいと思っているのです。それだけなんです。」

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