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トップハート物語(3560)立志伝敢闘編
17/06/16
2010年(平成22年)12月上旬。
9時から、クリスマス会の幹事3名が来た。大東本社は順調に進んでいるのだが、この守口の分担するイベント内容がまだ固まらない。幹事の人数だけ多くて、アイデアが浮かんでいないのだ。
景品や時間割や衣装などばかりに気を取られて、肝心の中身が決まっていないのだ。私が、大東本社に打ち合わせ行った事を聞き、あせって来たのだ。もう、20日しかないのだ。私も早く決めてくれないと、BGM担当なのでその曲が決まらない。
 カップル当てイベントの説明を受けた。そのイベントは、私が出したアイデアだった。
 「5人のカップルを会場で選んで、有無を言わせずに壇上に。男性をイスに座らせて、女性にアイマスクをして手を握らせます。」
 「手を握らせて合図されたら、どうするんだ。片方は分かる訳だから、強く握るとか何度も握り返すとか、暗黙のサインを送ったらどうする。」
 「そうか・・・。」
 そんな調子だ。
 次に、ビンゴゲームだ。50分掛かるという。
 「時間は30分と決めた筈だ。自分の都合だけで、時間を勝手に決めない。これは、最初から言っているように仕事だよ。30分と決められたら、その時間内に収めるには、どうしたら収まるのかを考えないと。何でも自分主体じゃないんだから。
 「絶対、250名の人数では30分じゃ終わらない。」
 「30分で打ち切ればいいじゃないか。」
 「それで幾つかの案を考えたんです。常勤社員だけにするとか、家族単位にするとか。」
 「それは不味い。そんな事をしたら、問題だ。30分で打ち切って、その時点でビンゴした人だけに商品を上げればいい。それに、賞品を渡す時間を10分なんて勿体ない。」
 「それが駄目なら、ただの抽選にしようと思っています。」
 「それだったら、何も30分という枠は要らないな。」
 約2時間そんな話に終始した。
 「もっと早く企画してくれたら。」
 と、誰か言った。
早くやろうが、遅くやろうが、遣らねばならない時にはせねばならない。現に、大東本社はうまくやっている。自分のアイデアの無さを棚に上げて、人のせいにする現代っ子。
 昼に部屋に戻って、簡単に食事をして病院に向かった。認知症を妻に持つ夫が、金銭的な管理について口をついて来たという。それだけ、体調が戻って来たという事だった。
病院に着くと、眠っていた。時間が勿体ないので、一旦戻った。4時頃、病院医事相談室から電話があった。
 「当病院は急性期の病院で有り、現在、普通に戻ってしまっているので、遣る事が無く転院になる事を検討して下さい。」
 「転院と言っても、どういう病院又は施設でしょうか。」
 「リハビリが第一目的な病院で考えて貰わないと。」
 「それでは、自宅に戻るのは出来ますか。」
 「できますよ、服薬だけですので。在宅でもヘルパーさんが対応するなら大丈夫でしょう。」
 「再度、5時頃行きますので医事課の方に立ち寄ります。」
 そう言って切った。
 直ぐに、急性期のリハビリ対応期間の切れる2か月目の12月15日退院に向けて、訪問介護事業所へ打診した。受け入れ可能の返事を貰って、病院に向かう。医事相談室の責任者と話をした。
 「主治医に聞きましたが、やはり、現段階では夜間の転倒、嚥下困難に夜肺炎の可能性を考えると、もう少し回復してからの退院を求めています。」
 そう言って、数か所の病院の打診があった。
 どこも今市なので、自分から推薦したが、ことごとく
「受け入れは出来ないでしょう。」
と言われた。
 「F病院はどうですか。」
 「勘弁して下さい。一人利用者が入院していますが、とんでもない対応で驚いています。嘔吐してもそのままほったらかし。言わないとおむつ交換はしない。とろみ食でも厳しいのに、普通食をベット脇に置いて、時間が来たら下げる。全く食べていなくても、ほったらかし。4人用の部屋に、6人入れている。あそこは、病院ではないです。監獄よりひどい。」
 「療養型はどこも人手不足で仕方が無い面があります。」
 それは理由に成らないと思ったが、そこはお世話になっている方なので言葉を飲み込んだ。

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