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トップハート物語(3550)立志伝敢闘編
17/06/11
2010年(平成22年)12月1日。
来年1月開講の職業訓練コースの担当者は、嘘つきせんと君だ。これが最後だと思っている。その彼が担当なのだが、申し込みが始まって4日経過した。応募者が1名だけ。何度募集活動をするように言っても、あれこれと言い訳してしない。
とにかく、会社員としての自覚が全く無いので困っているのだ。
 「明日休みですが、出て来た方が良いでしょうか。」
 「いま、何人応募があるの。」
 「一人です。」
 「それでいいの。仕事が無くなるけどいいんですね。」
 「休みなんですが、出て来ましょうか。」
 「それは俺に聞く事じゃないでしょう。これまでも、何度も俺が言って募集活動をして来たが、今回は何も言わない。言わなければ何もしないのが、お前達の仕方だ。好きなようにしたら。」
 「高学歴社員とどうするか考えて、明日午前中だけ出て来て募集活動をします。」
 「いいか、もう募集が始まっているのに、これからどうやって募集するか打ち合わせするのか。ふざけるな、そんな事始まる前に検討するのが筋じゃないのか。」
 そんな事が毎月繰り返されている。
 視覚障害者で自立支援費の対象であった利用者が65歳になるので、介護保険に移る。原則が介護保険優先で、不足分を自立支援利用となるのだが、自立支援責任者のお局様筆頭サービス提供責任者から連絡があり、当社にてプラン作成の担当をする事になった。
私もサービス提供責任者時代から古い付き合いがあり、私が担当する事になった。先日認定調査が終わった方と、今日の受講生の親と、視覚障害の方と急に私の担当が増えて来た。介護支援から手を離した筈なのに、認知症を妻に持つ夫とか、困難事例が重なっている。
 万歩計を見ると、午後5時の時点で4千歩台だった。1日1万歩を義務としているので、外に出た。もう暗くなっているのだが、隣の大型のCSがあり、その周辺や中の店舗を見ながら楽しめる歩行が出来るのだから、と思って出た。
まず、ショッピングセンターの外を1周回った。その後、中に入り3階2階と外周を回った。初めて見る、フードコートに沢山の店舗があった。いつもは、4階の落ち着いた雰囲気の店しか利用しないので、ファストフードの沢山の店舗群を見るのは初めてだ。
ハンバーグや軽食、喫茶など並んでいる店舗。沢山の高校生がノートや教科書と睨めっこしているかと思えば、お年寄りのグループや中年のカップルなど。
 こんな時間に、どこの階も大勢の人人人。ほぼ、目的を達する歩数に近付いたので、毎月定期的な診察をして貰っている内科に行った。今年最後だと言われて、検診を受けた。
「血圧は116-80で良好です。」
と言われた。
それから、薬局に行っていつものより多くの薬を貰った。毎月訪れる薬局のスタッフ、つまり薬剤師は頻繁に変わっている。なぜだろうか。やはり賃金の違いだろうか。
 再び事務所に戻って、NPO法人常勤理事の智子さんの帰りを待った。7時過ぎに戻って来た。クリスマス会幹事会が、会場となるホテルで行ったという。その内容の報告を受けた。
 「やはり、時間が不足するからカラオケを止めようかと言っている。」
 「どういうことなの、時間がオーバーする訳が無い。その中に収めるのが目的だからと何度も言っている。」
 「歌う人が多くて、一人1番だけ歌って貰おうかと。このままでは、10時になっても終わらないって。」
 「何をばかな事を言っているんだ。歌う人を各コーナー5人にするように何度も言っているじゃないか。なんで、希望者全員に謳って貰わないと行けない。調整するのが役目だろう。何をばかな事を言っている。子供でも家族で何人も希望があったり、同じ年代の人が沢山希望があるから調整をして、5人にするように言った筈だ。」
 「それが、全く調整する気は無くて全員に謳って貰うと言っている。また、コスチュームはどうするのか。あの短いメイド服のサンタバージョンにしないと行けないのかって。」
 一体、この会社の人間はどんな脳の構造をしているのか。
 無駄な議論ばかりして。
「何を言っている。自分達がそれが良いというから見本で買って来たんじゃないか。誰が、そのコスチュームが良いと言ったんだ。」
 「大東本社で背の高い幹事が履いたものを、写メを撮って来たんですが後ろ姿で少し中が見える状態で、『こんなの履けない』って。だから、みんながそれにするって言うから買って来たと言ったんです。私は、それだったらそれでいいって言ったんですが、大東本社の方では、おたくたちは綺麗なコスチュームで、私たちはどうせ笑われるような衣装だからなんて・・・」
 「困ったな、どうでもいいような事に時間が掛かってしまって。」
 「プレゼント交換は、結構進んで、酔っ払いやプレゼントを忘れた方は相手にしないという事で。年齢別に分けようと思います。一発芸に出場するメンバーが少なく、困っているから辞めようと言ったんですが、既に練習している人も居るから遣る事になりました。」
 そんな報告を、受けながら、年齢のギャップを感じていた。
自分達を変えるのではなく、規則や決まり事を変える事しか考えないのだ。
 「これが終わったら、来年1月23日に婚活パーティーをするんだからと言ったんですが、みんな『参加するのは良いが運営するのはごめんだ』と。」
 「それならそれでもいいよ。別に期待していないから。これからの事業展開は、バラエティーに沿った事業をする事になるから。それに付いて行けない者は、それだけで終わりだよ。」
 そんな事を話して、眠くなった。
 社員から、
 「もう1年になりますね。去年は、病気で大変な12月でした。退院した時の、やせ細っていて、手すりにつかまりながら歩いていた。NPO常勤理事の三輪さんが佐藤さんのカバンを肩から掛けて、佐藤さんは三輪さんの肩に手を置いて歩いたり階段をゆっくりと登っていた。」
「そうだな、あれからもう1年か。早いな。」
 そう言って、カレンダーを箱ごと運んだ。その影響か、少し腰が痛い。無理をしては駄目だ。


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