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トップハート物語(3547)立志伝敢闘編
17/06/08
2010年(平成22年)11月下旬。
 朝一に訪問を受けたのは、カレンダーを取り次いだ社員だ。当社のカレンダーは、例年、高級紙を使用しあらゆる層に対応出来るように、10種類程度のオーダーをする。障害児対象には、アニメや漫画の主人公をふんだんに使った物、高齢者でも旅行が好きな方には全国の風景写真、数字だけでいいと言う方には花柄や優しい絵柄をアクセントとして印刷してあるもの、一度に前後3か月分が見たいと言う人にはそのようなものなど、そして会社が印刷されているメインのカレンダーは、重厚な日本全国の四季を毎月に従って楽しめるものとなっている。
その印刷依頼は、数年毎に替えて来た。それは、いつも発注している印刷屋が騙すからだ。今回も、昨年と違って薄い安っぽい裏が透けて見えるような物を使用して納品して来た。いつも同じだが、前年よりサイズを小さくしたりとんでもないものだった。
 ここに来て、いつもこんな事をする印刷屋が続くので、2、3年ごとに変更して来た。昨年からは、社員が以前勤務していた会社に依頼したのだ。昨年は満足の行く仕上がりだった。今回は納得できないので、社長を呼んで詰問した結果、作り直す事になった。
その件で、彼女が打ち合わせに来たのだ。
 その件の話しは、直ぐに終わったが
 「聞きたい事がある。どうして、クリスマス会に両親が喜んでいたと言っていたし、弟が松山千春の歌がうまくて歌わせるとか言っていたが、みんな出ないのを知った。俺に対する当てつけか。」
 「違います。やはり、同棲している彼が出られないという事が分かったので、親が可哀そうだから、辞めると言い出して。」
 今回のクリスマス会の参加基準は、血族と配偶者だ。
所属している社員やヘルパーさんの祖父母、子供や孫や孫の家族も認めたし、勿論兄弟も認めている。そんな中で、彼女は、同棲している彼を参加させていいか聞いて来た。
「彼は関係ない。」
と言う私の裁定に、かなり怒ったいてようだし、事務所に戻って泣いていたという。
彼女の直情的な感覚にはまいる。お局様筆頭サービス提供責任者が、彼女が多くの兄弟を呼ぼうとしているのを邪魔するように、勝手にお触れを出して兄弟は駄目だとしたのだ。私はそれを知らずに居て、彼女から申し出の会った日の直前に知った。
そんなの関係ないと、お局様筆頭サービス提供責任者に返事をしたのだが、お局様筆頭サービス提供責任者が勝手に職場でその言葉を押し切ってしまったのだ。それも、彼女の固有名詞を出してまるで個人攻撃の様にしていたのだ。
 それを見て、これ以上彼女の個人的な要求を受け入れたら、彼女は何か嫌がらせを受けるだろうと、彼女には事情を話さず、
「色んな事を言う奴がいるから今回は我慢しなさい。」
と諭したが、結果的には、両親も兄弟も出ないという報告を受けた。
何の為の意地なのか、訳が分からない。何の利益にも成らない。
 「そんな意地を張って何になるんだ。しかし、そんな男情けない。一人でいると可哀そうだから、と言われて両親や兄弟も出ないと言う事を受け入れるなんて。」
 そう言ったが、苦痛に歪みながら笑っていた。
 「今日が締めきりだから、現在240名を超えた。あと10名くらい枠が空いている。今日中に申し込みをするように。」
 期待しないで言ったが、両親家族は結果的に申し込みはされなかった。
 そう言えば、大宮の自宅に戻って妻や長男にその話をしたが、全く返事も無く話題が拡がる事も無かった。
 10時半から、顧問の社会保険労務士が来る事になって、その紹介の依頼をある事業所に受けたので、当事務所で顔合わせをした。当社からのれん分けをした事業所で、順調に行っているのだが、社会保険や労働法規などの遵守に目を向け始めて、その対応に相談があったので紹介したのだ。
 1時間半程度話し合って、正式に契約することとなった。紹介した甲斐があって良かった。隣のSCで私お勧めの札幌ラーメン「むつみ屋」さんで昼の食事をして、事務所に戻った。今日卒業する職業訓練の面談希望者がいて、私は事務所に居ないと行けないので提供票を2か所を届けることを事務員に依頼した。
面談者は、何となく食指が動く生徒だったのだが、営業をしていたと言う事で、馴染めない部分がある。つまり、誠実さが伝わって来ないのだ。仕事もしたいのか、したいふりをして何か魂胆があるのか。そんな風に感じる、動き方なのだ。介護はしたくないという事だろう。

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