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トップハート物語(3540)立志伝敢闘編
17/06/05
2010年(平成22年)11月下旬。
 11時に、本社のある大東市民会館を出て銀行に向かった。今日まで、職業訓練12月生の資料代の入金日になっている。今回も30名の定員を確保して、人数的にはクリアした船出だが、いつも決まった期日まで入金されない人がいる。
今回の応募者は39名だった。段々と少なめになっている。掛かる経費が同じで、人数割れしたらどうなるのだろうか。最終的には、やはり2名入金が無く、分割か辞退かになる。
 事務所に戻って、事業として成り立つか試験的婚活パーティーの広告原稿を仕上げて、広告会社に送信した。その広告は、市報に掲載されるもので直ぐに担当者から電話があった。
 「私個人の判断ですが、多分審査を通らないと思います。」
 「分かりました。もしダメだったら、他の広告も止めて下さい。」
 そう返事をした。
 婚活パーティーの他にも、研修を併載しているのだ。
 夕方返事が来て
 「市役所の審査で駄目となりました。」
 そう返事が来た。新たな展開を考えないと。
 印刷といえば、昨日来年のカレンダーが納入されて、その出来具合を確認したところ、紙質が極端に薄くて裏が透けて見える。紙質を落として、自分達の利益を図ろうとしていたのだ。怒って、口を利いていた社員に問い合わさせると、
 「昨年と同じだったら、同じ紙質になるのですが、今年は違っていたのでという返事が来ました。それを確認したら、昨年と同じものでも紙質が落ちて安ものになっていました。本当に申し訳ありません。」
 「この大阪の印刷会社は、本当に汚い商売をする。いつも同じだ。1年目は言われた通りにするが、2年目はサイズを注文よりを小さくしたり、紙を薄くしたり。バカな商売をする。どこに頼んでも、おんなじだ。1回騙せばそれで儲けたと思っている。」
 その後、他の事業所オリジナルのカレンダーも小さかったり薄かったり、これでは我慢出来ないので、きっちりした態度を取ろうと思っている。
 必要な事務処理を、昼食抜きでして12時に事務所を出て郵便局と銀行に行き、次の職業訓練校に向かった。
 急きょ仕事が入って、隣の県まで行かないと行けなくなった。1時間だけという約束で、教室に向かったのだ。4人の面談をする事になった。
一人目は、以前、女性2名男性1名の生徒同士で立ち上げをして事業をすると報告を受けた。3か月前の事だった。余りの杜撰な計画なので、遠回しにたしなめたのだが、自信があり私の助言が耳に入らない。
そのまま、卒業まで来た。その立ち挙げメンバーの女性だ。
 「実は方向性が見えずに、心配な事が出て来て、私は一緒にしない事になりました。やはり、資金的なもので、ちょっと無理だと思いました。私は、直ぐにでもお金が無いと困るので、一緒には無理です。もう一人の女性と、二人でした方が良いねと言って決めました。」
 「それはそうだろう。やはり、収入、つまり顧客が獲得できる裏付けが無い。それをクリアしないと、空中分解してしまう。」
 「実は、辞めるとまだ男性に言って居ないんです。」
 「それは困る、俺と話をしたから辞めたと恨まれても困る。」
 「分かりました、先生にも話をしていないと言います。言い方をどう持って行っていいか。落ち込んでいる処に、追い打ちを掛ける事は出来ないのですが、もう卒業まで数日しかないから。言い方を考えてみます。ですから、私の方向が違いましたので。」
 そう言う話を聞きながら、午前中の相談事といい本当に女性は恐ろしいと思った。
 次の相談は、
 「就職が決まっていないのですが、子供を保育園に預けるには失業状態では駄目だという事で、何とかならないでしょうか。印鑑だけでも、パートでもアルバイトでもいいので何とかして貰えませんか。」
 そんな相談だった。
窮地に追い込まれているので、NPO法人で採用する方向で継続的な話にした。そのほか、訪問介護事業の立ち上げをする予定の相談と就職相談を受けた。
 直ぐに、隣の奈良県に出発した。認知症を妻に持つ夫の入院先の病院から
「家族の念書を貰って来て下さい。」
との話だった。
そのうえ、夫の容態が悪く、リハビリ病院に転院したのだが、原因不明の吐き気が収まらずに、脳内出血の手術をした病院に月曜日に戻る事になった。
 「全く関知したくない。」
と言っていた息子は、夫の容態や妻の行方を聞いて来た。
少しは、家族への思いが芽生えたようだ。山間の紅葉は綺麗で、仕事とはいえ、出掛けて来て良かった。夜7時に戻って来て執務して部屋に戻った。

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