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トップハート物語(3526)立志伝敢闘編
17/05/29
2010年(平成22年)11月中旬。
 昨年ある市からの、障害児を持つ母親が働ける環境を構築するために、支援学校から帰った後の受け入れ施設を作ってくれとの要望に、NPOを設立した。もう一つの設立理由が、視覚障害者が訪問マッサージをする為に受け入れ組織を作りたかったのだ。
しかし、前者は、他にも声を掛けており競争する気が無いので引いた。結果的に、いざ始めて見るとその対象者は数人だったのだ。受け入れなくて良かった。また、後者は、この市は訪問マッサージを行うには法人は認められなくて、あくまで個人であるという事だった。
その両方が実現出来ずに、昨年7月からの初年度は介護保険外の支援のみに留まった。
 先日、市の民生課から電話があり、
「一度、訪問したい。」
との事だった。
その打ち合わせに連絡をくれと言われていたが、忘れていた。それで、再度、
「日程の連絡が無い。」
と、催促の連絡が来て、忘れていた事を思い出して、今日の2時に市の職員に来て貰った。
お見えになったのは、局長級の方と担当者だった。開口一番
 「これから、この財政が厳しい折り、全ての案件を市が行うという事は不可能で、これからはNPO法人を活用して出来るものはして貰う。補助金を出して、運営を手助けして行こうと市長を中心に方針が決まりました。その為に、この市にどんなNPO法人が存在して、どんな内容の活動をして、これからどんな事をして行こうというのかを聞きとり調査をしています。これが終われば、NPOセンターなるものを立ち挙げて、市民から来た相談事をそれぞれの分野のNPOに紹介して繋げて行こうと思っています。」
 そう挨拶代わりに、訪問の目的を説明された。
 願っても無い事で、地域貢献が出来れば幸いだ。当NPO法人を説明しようとすると、当社のホームページのコピーを持って来ていて、その内容を見た感想を言われた。
また、これからの方針や考え方を話しした。人材教育や教育した者の就業、また、障害者への就業の機会確保、その為の計画や準備段階の話など。話しが弾んで、個人的な話にまで及んだ。
 その中で、11月に地方住宅供給公社法施行規則が一部改正になり今月に交付施行される地方公共団体が運営する賃貸住宅の空き部屋を高齢者及び障害者へのグループホームやケアホームとして活用出来るようになるので、それを利用して活動を行いたい旨を紹介した。
それに対して、
 「市でもその事業計画をお持ちだという事を教育委員会に報告させて貰います。NPO法人でも色んな分野の事業がありますが、市でも一番の課題は介護や支援です。それをどうやって、NPOなどに移管して行けるのかという事です。」
 自分が教育員会などに在籍していて、その課題と取り組んだ事などをお話しして頂き、段々と声が大きくなった。
 「丁度、うまい具合に、あす、議員さんを介して現在の動きを直接担当者に聞ける事になりましたので、行政庁に行って聞いた内容を具現化出来るように、準備に取り掛かります。」
 と、返答した。
 そのほかの提案をしたなかで、
 「市の施設に隣接した軽食店を、高級料理店が運営していて、大分前に閉鎖したっきり締めきったままだ。それを借りたいと、申し入れたのだが、貸主が教育委員会で、5年の飲食店の経営実績と域内に運営している店舗がある事と謳っている。僅かに、その間短期間開店した店があったが直ぐに閉店した。経験のある者が失敗しているのに、どうしてそれにこだわって何年も放置しているのか。意欲のある者にかしたら良いじゃないか。色んなプランがあり、集客力もある当社がどうして駄目なのか分からない。そんな無駄な事して、違う発想が出来ないのでしょうか。」
 「私は、去年まで教育委員会に居て、その方針を撤回して誰にでも貸すように主張して来た。それを、再度申し入れて見ます。それで、また、ご連絡します。」
 そう何度も言っていた。
 その場所が借りられれば、ひとつの拠点となって、支援学校からの就業機会確保要請に応えられる。
 その場所は、市が10年前に作った比較的新しい市民学習センターという施設に独立するように併設されていて、独立している店舗だ。当初は、センターを訪れる者がそこで喫茶などを利用するように作られたのだが、そのセンターそのものに集客力が無い。
そのセンター内の施設そのものが高い賃貸料で、借り手がなかなかないのだ。だから、イベントも余り無い。それにこのご時世だ。近隣のコンビニで美味しくて安い食事は確保出来る。待つ姿勢では、もうこの世の中では遣って行けない。経験が生かされる事は余り無いのだ。新たな発想で挑戦する姿勢が問われている。

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