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トップハート物語(3512)立志伝敢闘編
17/05/22
2010年(平成22年)11月中旬。
朝、昨日から約束があった介護のサービス提供責任者が来た。タバコを止めているのが、少しはふっくらとして来たような感じだ。文字通りの美人薄命を思わせるような、美しさに加えて病的な感じを持っている。
目はぱっちりとしているのだが、色白で誰もが気にする痩せすぎだ。当社に入社した頃は、ふっくらとしていたのだからどこか合わなかったような気がする。ストレスからか、タバコを吸うのが目立っている。
私が、介護事務所を訪問すると、必ずと言っていいほどキッチンでたばこを吸って居て、私を見ると慌てて消す。余りのやつれに、何度か病院に行くように指示したのだがどこも悪いところは見つからない。
 段々とやつれて行き、やせ過ぎが増長して来てみんなが心配し始める。とにかく、他人の事を第一に考え事務所でもみんなが頭を下げているし、信頼が高い。事務的な仕事が苦手なメンバーの中で唯一言って居に引き受けている感が強い。
その彼女の、用件はいつも事務的なものが中心だ。今回も、契約書や行政からの調査依頼の内容確認など。そして、一段落すると毎年社員を連れて旅行に行っているが、今回の対象者になっている件に付いての相談があった。
実は、10月に予定されていたのだが同行する筈の同僚がお子さんの理由で12月に延期となった。
 「実は、12月に仙台に行く件ですが、クリスマス会の幹事をする事になって、それが一番重要で月初めは請求があり、行ける日がどうも見当たらない。どうしたらいいでしょうか。」
 「俺は、皆さんが希望する日を言ってくれればそれに合わせるだけ。私から、何も言う事は無い。」
 あれこれと、考えたが
 「現実的に無理であれば、無理する必要は無い。しかし、今度というと4月か5月の桜の季節になる。それでもいいか。」
 それでいいというが、次の人がある。
 「それだったら、もう少し大人数で行くか。」
 「それが良いと思いますが、みんな何日も休めますか。」
 そう言う話が延々と続く。その内に、話が段々飛んで行って
 「早く結婚しないと駄目だぞ。子供だって、早く生まないと。」
 「そうなんです。相手にその気が無くて、どうなるんでしょうか。私は、高校生の頃には、卒業したらすぐに結婚して子供を産んで、姉妹のような親子を夢見ていたんです。みんなにそう言っていたので、みんなもそう思っていました。最近、クラス会があって出席したらどうなったんだと言われて。」 
 「クラスのみんなは結婚しているの。」
 「半分ですね。その半分のうちの半数が再婚です。離婚したままの人もいる。」
 「そう言えば、今結婚式の挙げるカップルの半数は再婚だと言って居るな。という事は離婚が多いという事だ。欧米のように、事実婚が当たり前になる世の中だ。それは、女性の社会進出が顕著になって来たからだ。先日の、政府の統計によると可処分所得は女性が男性を超えたと発表されたが、それも原因の一つだ。うちに面談に来る男性は駄目だし、入社した男性もどうしようもない。働かなくても金が貰える制度が沢山あって、それを求めている奴が多過ぎる。我慢させる政策ではなく、怠けものを作る政策が、今の民主党の政策だ。ばらまきで、隠れ失業者を沢山製造している。」
 段々と、専門的な話になり彼女にとっては面白くない話題になってしまった。
 ヘルパーさんなどの給与計算をして、部屋に戻った。簡単に食事をして、賞味期限が昨日までの残っているホテルで貰ったケーキを食べて、ハローワークに行った。
リハビリ目的である障害者の就業希望を受け入れた事に対する、打ち合わせだという。始まって間もなく、市の障害課長が同席した。障害者雇用に対する制度の利用を知って居て、受け入れしたのかを第一番目に聞かれた。
 「それは無い。何も知らない。」
 そう返事をした。本当に全く知らずに居たのだ。
 その就職希望者の障害度も分からない。ただ、市からの紹介でそれをする事によって、精神的な面が解消される可能性があると国立病院から言われたので、リハビリが主体で、就業程度は考えていない。その旨の話しをした。
それを踏まえて、説明が始まった。不勉強で、健常者雇用よりも補助が手厚いとは知らなかった。しかし、その各種条件には合致しない勤務時間で、それを何とか合わせようと担当官も必死に考えて、説明をしてくれた。
当社が、そのような制度や補助目的ではないという事を理解してくれたのだと思った。

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