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トップハート物語(3486)立志伝敢闘編
17/05/09
2010年(平成22年)10月下旬。
早朝から、電話があったと新人ケアマネジャー宏美さんから朝7時に電話があった。
 「深夜0時頃と早朝3時頃に、入院している利用者が病院から電話で佐藤さんと話がしたいと、何度も何度も言われました。」 
 脳内出血で総合病院に入院している、認知症を妻に持つ夫はまだ完全に意識が正常になった訳ではない。すっかり、回復しているのは外科的な手術の施された身体だけで、精神は記憶を中心に失っている事が多い。
また、記憶する事がうまく出来ない。私に早朝なので電話する事をためらって、7時に電話して来た新人ケアマネジャー宏美さんは、転送で居宅支援事業所に来る電話を受けているのだ。
 入院中ではあるが利用者の携帯電話に折り返し掛けるが、出ない。訪問する事を決めているのだが、何時にとは決めていない。
 事務所に入って、再度電話をする。しかし、出ない。電話番号が間違っていないか、確認をすると利用者の名前に2つの電話番号が出て来た。おかしいと確認すると、ひとつは息子の電話番号だったので改めて名前を入れようとせずに、削除してしまった。
その番号は息子の電話番号で、大事な私だけ把握している番号だった。困った。再度、病院の利用者から電話だ。出ると、若い女性の声。看護師さんだった。
 「佐藤さんに会いたいと、何度もおっしゃっていて。今日来られますか。」
 「はい、10時半頃に訪問します。」
 そう言って切った。」
 訪問介護管理者にも会いたいというので、待ち合わせして10時半に病室を訪問した。ところが、熟睡と言うより爆睡だ。大きな声で叫び、体をゆすっても起きない。何度も何度も繰り返すのだが、全く反応は無い。
主治医である外科医が私と話がしたいと、看護師さんが告げに来る。私は残って、介護管理者は次の仕事が控えているので、帰る。主治医が来て、何時まで時間が取れるかと聞くので、午前中は大丈夫と返事をする。
 「他の患者さんと家族にインフォームドコンセントがあるので、少し時間が掛かりますが、待って頂けますか。」
 そう言われる。
 およそ30分待って、相談室でCTの画像を見ながら、手術前、数日前、の変化を説明されて、順調に回復しているし麻痺が無い事を告げられる。
「問題は、今後の事だ。」
と言われる。
その具体的な道を幾つか示されて、
 「家庭的に色んな問題があると思いますが、やはり誰か親族の方に同意を頂かないと行けない時期に来ている。」
 その通りだ。
 これからは、幾ら私に全面的に委任をされても決断の必要な事項は、家族に来て貰わないと行けない。息子さんに連絡して、説得する約束をした。先日、隣の奈良県の自宅まで行って、話し合った時に
「必要なら行ってサインをする。」
と言っていた。
しかし、懸念材料が無い訳ではない。夫が脳内出血で緊急入院をして認知症の妻を見守る為に初日に宿泊援助したヘルパーが、勝手に親戚数人に携帯電話に残されている登録番号をみて電話をして、夫の大変な事を告げたのだ。
息子や娘が居るのにだ。その勝手な行動を、何度も追及されて私が奈良県に行って、息子に認知症の妻のショート利用のサインと印鑑を受ける約束が反故になってしまったのだ。
 その事を、何度も言われた。そして、その電話を貰った親族が見舞いに来て、長男にその旨電話をしたのだ。親子関係が冷え切って居て、氷解する機会を狙っていたのに、ヘルパーの余計な行動によりパーになったのだ。その事をそのヘルパーに言うと、
 「奥さんが掛けてくれと言ったから、私が掛けて話をした。」
 と、嘘を言う。
 私が初日夜間訪問した時に、ベットに横たわって居た認知症の妻に向かって、ヘルパーが勝手に携帯電話を持って来て何度も
「掛けないと駄目だ。」
と、興味も無く返事をしない認知症の妻に言っていた。
私が、帰宅してから多分勝手に掛けたのだろう。そのヘルパーが、翌日、また私の追及に、今度は
「近所の懇意にしている方が来て、掛けるように言ったから掛けた。」
と嘘を平気で言う。
 また、誰誰に掛けたのかと言う息子の追及に、私が確認すると
「一人だ。」
と言いう。
ところが、その一人の他にもヘルパーから直接受けたという親戚が現れる。今度は、名前が同じ
「親戚が勝手に掛けたんでしょう。」
と嘘を言いう。
尚も納得しない息子の言葉を告げると、
「掛けたのは3人です。」
という。
聞くたびに嘘を言うので、当社の信用が全くなくなって、私にも不信感を持っただろう。

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