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トップハート物語(3464)立志伝敢闘編
17/04/28
2010年(平成22年)10月下旬。
幾つかの仕事が詰まって居て、朝から処理していたが介護サービス提供責任者が来た。各種資格を取り続けて5年。多くの国家資格を持って居る、当社に入社して仕事が楽しくて没頭し家庭不和が起こり、一旦求職、退社。
しかし、家庭に戻ったが仕事の楽しさが忘れられずに直ぐにシングルになり、再び仕事に邁進。まだ、30代だがケアも新規事業もこなす有能な人材だ。その彼女に新規事業を手伝って貰おうと思ったが、ケアも事務的&支援も引っ張りだこで時間が空かない。仕方がなく、一人で始めた結果が昨日のプレゼンテーションになったのだ。
その報告をしていたのに、突然、大東本社管理者が来た。彼女も、当社の2級ヘルパー研修を受け修了日に入社して、そのまま自立支援管理者となった俊才だ。彼女もまた、シングルでお子さんが2人。二人とも、シングル時代に生まれシングルのまま来ている。
そして、彼女もまだ30代だ。芯が強く、他人にも厳しい。その言動で、本社若手社員が影響したか次次と退社。前管理者は、現在もうひとつの居宅支援事業所の管理者兼CMだが、彼女も厳しい性格で次々退職者を出して私は人材確保に追われていた。
 その彼女が、必要な書類を取りに来たのだが、それも来るとは聞いて居なかったので探すのが一苦労。その上、サービス提供責任者と話をしている最中なのに、自分の話を始めてその込入った話を聞いて、サービス提供責任者は事務所を出て行った。
 「実は、折角、介護福祉士の男性を入れて貰ったんですが、次々と自立支援の移動介護の依頼が来て、ヘルパーさんだけでは不足で常勤を中心に出て行く事が多くなりました。それで、介護や支援の加算条件の資格者の時間クリアが厳しくなって来て、何とかして欲しいんですが。」
 「本当か、確かに市内で当社に依頼しようという父兄たちの声があると聞いていたが、何かいい案があるか。」
 「そうなんです、ひとつの市だけではなく複数の市から纏まって依頼があり、介護タクシーもフル回転なんです。隣の市では障害者の通勤寮からの異動を介護タクシーでも認める事になったり、通学でお子さんも市が申請しなさいと言って認めてくれているようで、そのほかにも各地の団地の空き室を利用して障害者の宿泊施設にしているところがあって、各地に散らばっているのですが、そこから自立支援の職場への通勤介助も依頼があり、比較的年齢の高い人も居て介護の方もお願いしますと言われているんです。その対象者がひとつの組織だけで65人居ると言われました。」
 「それは大変だ。出来るだけ市から依頼は受けて置きたいので、もしなんだったら地域支援の移動介護を別組織で作って対応しようか。その事務所の中に、新た人を採用して移動支援チームを作って遣ったらいいんじゃないか。今、本社の地域でやっている職業訓練がもうすぐ終わる。その中で、年金があるのでお金は要らない体を動かしたいという人も数人居るし、運転だけボランティアでしたいという人も居るし、大きな電機メーカーから来た方は今クラスの中心となって動き、事務的なものも十分出来るし、そのチームを作ろう。本社のメンバーと打ち合わせしたいので、今週か来週中に、夕方だったら時間が取れる。みんなで会議をしよう。」
 そう提案して、了解を貰い、彼女は安心して出て行った。
 今度は、9時に約束していた新人ケアマネージャーとの打ち合わせだったが、本社管理者のお陰で時計を見るともう9時40分だった。居宅介護支援事業所に立ち寄って、これから面接があるからと謝罪して、
「終わったら来る。」
と言って、面接会場の研修センターに向かった。
 今日の面接は、40代半ばの男性だった。電話の時点で、断って居たのだが面接だけという約束で、面接をした。1級ヘルパーを持っていると言っても、経験がない上に希望が一般事務だというのだ。
 「一般事務ってなんですか。」
 と聞いた。
 「経理や総務など自分の経験したものを生かして・・・」
 などと言っていた。
 しかし、その言葉に納得出来なかった。介護は遣りたくないという思いが伝わって来たからだ。
 入って来た彼は、電話での若い感じや年齢から想像したより、物凄く高年齢を思わせる風体だった。先日面談した人もそうだったが、50代半ばなのに、高齢を思わせる第一印象だった。
その印象でケアなど出来る訳が無かったのだが、やはり事務的な仕事をしたいという。


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