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トップハート物語(3456)立志伝敢闘編
17/04/23
2010年(平成22年)10月中旬。
 その息子からの電話の後、もう既に夜の10時になろうとしていた時にメールの着信音が鳴った。
 『以前お話ししていた、障害の方のリハビリを兼ねた就職の件ですが。』
 自立支援費サービス提供責任者からだった。
成人になってから、精神的な障害で閉じ籠りや不安定症になってしまい、難聴の上半身不随の症状が現れて、障害の認定を受けて当社の支援を受けていた。しかし、一向に快方も向かわず、逆にリハビリ病院に入院してしまった。
「精神的なものは、入院加療では治らない。外に出て、人と触れ合うとか以前のように仕事をするとかでなければ直らない。」
との所見で、その支援費サービス提供責任者にボランティアでの仕事を以前打診して来たようだ。それを、彼女独自で無理だろうと判断して断った。
 しかし、再度市役所を通じて打診があった。そのサービス提供責任者は手話が出来るので、難聴の障害がある彼女にはうってつけの信頼のおけるヘルパーだった訳だ。また、当社には手話が出来るサービス提供責任者が二人いて、市役所もその点を重視して当社に支援を依頼して来た。
 再度打診があったので、今度は私に相談があった。先週の事だった。私としては、ボランティアで来て貰っても通勤などの途上の災害補償が出来ないので、パートとして採用して出来る限りの安全確保をして置きたい。
「ついては、賃金をきっちり支払う。」
との返事をして、
「正式に求職という形で来て欲しい。」
事を伝えた。
当社には、障害者採用に際して必要な障害者雇用促進法に謳ってある、障害者職業生活相談員資格認定講習を修了した者が居るので、その届け出もハローワークに済んでいる。そのうえ、障害者採用に際して、トイレの改修などの助成金も受けられるので、それも活用しようと思っている。
 その方針を伝えてあったのだが、その返事が来た。
 『火曜日の6時半から市役所の障害課長さんを付き添いとして、面接をお願いします。私は、行動援護の実習があり戻る事が出来ませんので、宜しくお願いします。』
 そういう内容だったので、相談員資格を所持しているお局様筆頭サービス提供責任者に夜間だが連絡をした。
 「いま、まだケア中です。大丈夫ですから、どうぞお話し下さい。」
 なんと、彼女は仕事中だという。こんな夜遅く、御苦労様だ。
 その旨話をした、
 「それで、条件ですが当社のパート時給は1時間1000円ですので、宜しくお伝え下さい。」 
 「いや、彼女を知っていますが、どこまで出来るか分かりませんので、金額は示しません。」 
 「いや、求人で謳っていますので言って構いません。それに、リハビリも兼ねていますので、そんな結果を求めても駄目ですよ。徐々に出来るようになりますから、長い目で見てくれませんか。」
 「分かりました。」
 そう言って、切った。
 その旨、連絡をまたサービス提供責任者に送った。
 ところが、また連絡が来た。もう、11時になろうとしていた。
 『済みません、市役所の障害課長と連絡が取れて、私が窓口になって援助もしているので、どうしても立ち会ってくれと言って来ました。そうすると、火曜日は駄目で、水曜日か木曜日になると思います。』
 『分かった。俺としては、お局様筆頭サービス提供責任者に連絡をして、条件なども言っているので、もう中継する事はないので、直接お局様筆頭サービス提供責任者に言ってくれないか。細かい事は気にせずに、思うように考えて相手の立場になって決めてくれないか。金銭的なものは考えなくてもいい。それは俺が考える事だから。本当に良い機会を与えてくれてありがとう。』
 そう感謝のメールを送った。
 彼女が、手話が出来なかったら来なかった話だ。それぞれが、個々に勉強をしてステップアップを図っているおかげで、色んな資格を融合してここまで来られた。出来る限りの事はしてあげて欲しいと思う。
 やっと終わったこの日。泊まり支援に幾ら支払うのか、それを算出するために、グループホームに夜間だけ働いているヘルパーさんに聞いた。13000円だという。
特別養護老人ホームに働いているヘルパーさんに夜間手当を聞いた。一晩4000円だという。色んな機会が生まれると、色んなチャンネルが生かされる。

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