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トップハート物語(3417)立志伝敢闘編
17/04/01
2010年(平成22年)9月下旬。
 いよいよグループワークが始まるが、いつもの司会者などの分担作業だ。じゃんけんで決める事になった。これまで、こういう人数の中で沢山じゃんけんをして来たが、いつも難を逃れていた。
その余裕の気持ちをもって臨んだ。まず発表者だ。最初で負けた3人に入ってしまった。次で何とか逃れた。次は司会者だ。何と最初の負けた4人に入り、次の負けの2人に入ってしまった。今日は勝った事がない。
堪らず、一緒に負けたもう一人の中年の女性に
 「ここは女性の世界ですから、どうぞ司会をお願いします。」
 そう言うと、しばし考えてから受けた。
私は何もしないサブになった。
 サービス担当者会議の困った事に羅列になった。
 5個挙げよ、と言う。それを、まとめて集約する事になった。2時間のうち、1時間はそれに費やした。私は、余り意見を述べず参加しないように心掛けた。あれこれと話をしているのが聞こえるのだが、発言者の声が小さくはっきりした言葉として聞こえないので、段々とこの世界から遠ざかって行った。
いつものことだが、いつしか自分ではない自分が中心となってしまって、全く心ここにあらずになっている。
 以前から言われている事だが、私はまっすぐ相手の目を見ない。特に、会議などでも、焦点が合わない目をしている。確かに相手の顔を見ているのだが、視線が相手の顔を越えて遠くを見ているような印象を相手に与えるようだ。
海の中に潜ったような、全く議論に参加していない。確かに、時々意識の中では会社の事業計画や資金計画を描いているのを感じられた。
そんな思いに耽っている時に、一番若い20代らしい、らしいと言うのはマスクを掛けているのではっきりは分からないが、その彼女が私を指名して
 「佐藤さん、どうまとめたらいいですか。」
 と、聞いて来た。
 彼女は今回のグループでは司会ではなく、書記だ。どうして、書記の彼女が私を指名するのか。戸惑って、我に返った。
 「どんな話ですか?」
 と、聞いた。
説明してくれたので、それに応えた。そのようなまとめになった。
 私に何を話し合っているのですか、と聞いた時に非難が起こると思ったら、そうではなかったので拍子抜けした。
そして、その若い女性が目の前でもないのに何で私に、それも司会者でもないのに振ったのか。やっぱり、私が参加していない事が分かったのか。それにしても、彼女は書記ですらすらと難しい漢字も、それも草書体で書いてしまうのでその頭の良さが、分かった。
まとめを聞いて行くと、おかしいと思った事もあったが何も言わない事にした。
 こんな身勝手な事もあった。
「サービス担当者開催の困難事例を克服するには、法令を改正することです。もっと件数を少なくして、報酬を上げる事です。」
と言い始めた参加者があった。
これから、介護支援専門員をフリーにして専門職としての立場を構築して行こうとしているのに、自分達はどんな能力があると思っているのだろうか。こんな程度では、益々他の業種からバカにされて、いつまで経っても介護の地位は上がらないだろう。
そこに、今日の指導者が回って来て、その話を聞き
 「自分達が楽をして報酬を得ようとする感覚は、国民感情からも受け入れられない。今日のテーマは、サービス担当者会議についてなので、そのような議論は終わってから場所を変えて行って下さい。」
 そうくぎを刺された。
 また、
 『利用者がサービス担当者会議を理解していない。』
 とか、
 『介護保険制度を利用者の理解が乏しいのが問題。』
 などの意見が出たが、それは自分に向けて言っているのだと思う。
つまり、自分の力量が無いので利用者が理解出来ないのを感じないのだろうか。お粗末の一言に尽きると、呆れ果ててしまった。この制度に守られないと、きっと専門職として働く事は出来ないのだろう。
 早く終わって、のんびりしたいと他の事を考えていた。
 今日は半日で終わったが、後2日間は終日だ。10月と11月にそれぞれ1日ずつある。このメンバーで続くようなので、それはそれで安心した。
 銀行に立ち寄って、社員の給与を振り込み食事に出掛けた。昼はまだ終わっていないので、いつものホテルで飲茶のオーダー食べ放題を3000円で味わった。
ホテルなので、味は特上だ。買っちゃダメなのに、ケーキを丸のままとショートと2個買った。その足で、育児休暇を取っている社員に書類を届けて、一旦事務所に戻って仕事をした。
 夜は当然食事が出来ずに、ケーキを食べた。果物もピオーレと二十世紀梨を食べて終わった。

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