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トップハート物語(3415)立志伝敢闘編
17/03/31
2010年(平成22年)9月下旬。
 静かに、過ごしたい祝日だった筈なのだが、そうはいかないのはこの立場、この仕事をしていては仕方がないことだ。
 昨夜、利用者家族から連絡があり、朝8時に援助して薬を飲ませて通院する予定の利用者に、朝の対応がなされていないというクレームだ。
独居で、24時間対応で家族とヘルパーさんが引き継ぎながら、独居の利用者を守っている。不安定な体でベットから起き出し、何度も室内転倒を繰り返してついに大怪我をして入院した。
診断の結果、骨折をしていて、体の骨で正常な骨は1本もないと言われた。病院で施設や老健などで過ごす事が求められたのだが、自宅療養を選んだ。リハビリで十分な体を作ってからという方針も、病院内で転倒するに至って病院側も退院に同意。
 1日の24時間中、16時間は家族が交代交代泊まりがけで対応。残りは8時間を、介護保険3時間、自費NPO対応5時間。その訪問介護は当社になったのだが、大事な服薬確認を含む8時からの家族との引き継ぎもせずに、家族からの指摘されるまで気付かなかったのか。
そこの検証はまだしていないが、そのミスも報告がなかった。私は経営者だが、担当ケアマネジャーでもある。
 8時まで待ったのだが、全く報告がない。当社の悪い事例だ。悪い事は黙ってやり過ごす。知らないとでも思っているのか、とくに管理者の意識がそのようで介護の方はその傾向が強い。クレームの事実確認と、薬の問題が含んでいる事、もし不在の時に転倒してけがをした場合どう責任をとるのか、そんなメールを介護責任者に送った。
 『それは事実です。長女の方にお詫びしました。』
 それでは済まない。
 『私はその利用者のケアマネジャーです。黙って過ごそうと自分の立場ばかり考えないで下さい。事業所の報告より利用者のクレームが早く、事業所から何の報告もないなど私の立場がなくなります。』
 そのような言い方をしたが、本当はもっと強く厳しく言いたかった。
それでも、忙しさや、実績や、懸命な姿勢などを考えると言われなくなる。それでも、これからは少し介護や支援事業と話し合いを多くしないと。
 10時半に、昨日カリスマから依頼のあった新規の利用者へ面談をするのに出掛けた。最初、利用者の妹さん宅に行った。
「姉が、最近日常生活が自力で出来なくなって困っている。」
という。
独居で、忙しく働いていた利用者が仕事がなくなり同居していた両親が亡くなり、誰とも接する事が無くなり、段々と調理もしなくなり食べなくなり、洗濯機などの操作も出来なくなって、困惑して知人のお局様筆頭サービス提供責任者に相談したのだ。
 30分ほど、お姉さんに事前に話を聞き本人宅を訪問した。確かに、聞いたような感じはするのだが、受け答えはしっかりしている。自立に判定される怖れがあり、厳しいが認知症予防で、何とかしてあげたいと思う。
申請を休み明けに出そうと思ったが、どこの病院にも掛かっていないという。市民健診でどこも悪くないという。
 一通り、終えて帰りがけに近くのスーパーに立ち寄った。食品などと蛍光灯などを買い求めて、レジスターの前に並ぶと見たような風体の方が前に並んでいる。声を掛ける。やはり、今面談した利用者候補だ。
「ほとんど食べない、近くに住んでいる家族が食べ物を運んでいる。」
と説明を受けたのだが、カゴの中食材を見ると豚肉や野菜などが入っている。
財布から、細かい金額まできっちり払ってにこやかにほほ笑んで、足早に去って行った。あっけにとられた。結果はこれからだが、何も言えない。
 一旦部屋に戻り、昼食を摂って一休み。3時過ぎに再び事務所に行き、事務処理。研修講師をした社員のデータが来ないと給与計算が出来ないので、そのデータをくれるように研修センターに要求していた。
「午前中と送信します。」
と、言った筈なのに全く来ない。
いつもなら、この時期にすでに振り込みが終わっているのだが、この数字が来ない事には加算が出来ない。まったく困ったものだが、私は、これから更新研修のために宿泊するホテルに向かわなければならないのだ。
 17日の更新1日目にも前日ホテルに宿泊した。遠方で、交通の便が悪く、時間までに行けるかどうか分からないので、ホテルに宿泊する。研修は4日間あるので、そのいずれも同じホテルに予約を入れた。余裕がある生活は、本当に幸せだ。

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