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トップハート物語(3414)立志伝敢闘編
17/03/30
2010年(平成22年)9月下旬。
下を向いて、返事が出来ない。
 「研修関係も、多くの書類が不備で、受講生からも多くのクレームが来ている。必要な書類を求めたのに、全く来ないとか問い合わせしても不親切だとか。自分が、一人で担当した研修も今まで80人定員が満席だったのが40人になり、20人定員が満席な講習も君が担当したら5人しか集まらなかった。どういう理由なのか。広告宣伝費を多額に使って、こんな体たらくなのは何なのか。また、大きな問題を隠しているのか。」
 「分からないんです。」
 「分からないなら、出来ないと言う事だな。」
 「いや、もう少しさせて下さい。」
 「それなら、条件は何か。事前に言って置くが、研修センターの年間人件費が900万、教室の借入400万、講師謝金や広告宣伝費など他の経費が1000万、教室維持費が100万で2500万円だ。その収益を上げる自信があるのか。
 返事が出来ない。
そのほか、仕事に取り組む姿勢や、他の担当者の仕事を奪ってしまって、その従業者の自立を阻害する行為が目立ったので強く非難した。
 「君の同僚に、彼の担当の職務に関する事を聞くと、曖昧になってしまい、君に全部やって貰っていると返事をする。また、何か聞くと、君と相談してとか君に聞かないと分からないとか返事をする。どうしてだ。」
 「どうしても、相談を受けるとやって遣りたくなるんす。進み具合を確認すると、まだ何もしていなくて、遣らざるを得ない状態になって。」
 「忙しくて、残業をしないと行けないと言っているのは、実は自分の仕事が無くて、残業代稼ぎをしたいので残っていたり休みなのに出て来たりという事だな。何度も言うように、事務に残業などあり得ないと言っている筈だ。そんなに忙しければ、俺に言ってくれと言っているじゃないか。そんなに時間が掛かる仕事はないし、他の人でも十分出来る仕事しかないから、他の出来る人に遣って貰うからと言っているだろう。出来あがった書類は出鱈目だし。大体、教師の日程がずさんでダブルブッキングになって、どちらか好きな方を選んで下さいとはどういう事だ。」
 「申し訳ありません。」
 やっと、いつもの口先だけの嘘や言い訳を辞めた。
 「これからの、職業訓練は恒久的にする事になったのだが、就職率の高い講座を運営する事業者に多くの報酬を支払う事になる。当社は、7割を超える実績を上げている。これからも、人材紹介事業の指定を受けたのでそれをテコにもっと完全な体制を構築する積りだ。それなのに、大元の基礎からこんなでたらめな事をして、どうするんだ。」
 などと、怒鳴っていると電話が掛かって来た。
 介護サービス提供責任者が、カレンダーの作成打ち合わせに来るという。条件を言うように言っても
 「こんな体たらくでは、要求する気持ちもありません。」
 そう言うので、
 「それでは、気持ちが決まったら連絡下さい。」
 と、言って交代した。
 そのサービス提供責任者慶子さんの前の勤務先が印刷会社なので、そこに最近色んな印刷物を依頼している。年末のカレンダーの依頼が遅くなったが、大体固まったので発注した。
8種類1000枚程度になる。今年も、イラストというか漫画というか、そのカレンダーを作成し、10周年記念の社員をモデルとしたカレンダーも考えているので。その配置を、先日検討したが綺麗に写っている社員とそうでない社員がいるので、もっとより多くの今までの写真を揃えて、再び検討する事にした。
 代わりに、色んな調査関係の資料を担当している社員が来た。介護サービス公表制度の処理報告があり、私がホームページに掲載したスタッフブログの、君と歩いた青春コンサートの事に話が及び、自然と他の話へ発展した。
 「良かったよ、いい時代に生まれて、日本が駄目になる時を見ないで死んで行くから。」
 「駄目になったら私たちどうなるんでしょうか。佐藤さんがおらなくなったら私たちどうやって行っていいのかとみんなで話をする事があります。」
 「俺は大丈夫、占いで86歳までお金に苦労しないと言う事を言われて、それは本気にしているから。本当に苦労しない。その占いは、有名な占星術の4種類の占星術最高峰の地位に居る方で、俺は今まで見た何万人の中で一番素晴らしい☆の許に生まれていると言われた。それを言われてからも、急激に売り上げが伸びて、本当に幸せだ。やはり、老いと病と金に苦労をしないで生きるのが一番幸せだ。町を歩いていても、幸せを実感する。」
 暫く話をして、出掛けた。
途中、京都小川珈琲店で新発売の珈琲を飲む。部屋に戻って、夜間、久振りに身体障害者の彼女から電話だ。精神的な不安があり、デイサービスを辞めたい、当社に入浴などのケアをお願いしたいと何度も謝りながら話をしていた。


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