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トップハート物語(3411)立志伝敢闘編
17/03/29
2010年(平成22年)9月下旬。
実績を上げるとか努力しているところが見える社員の面談はいくらしても、楽しい。しかし、その逆だったら、憂欝になりエキサイトする。
 朝一番に、自立支援サービス提供責任者が来た。事故に遭遇した業務委託のヘルパーさんの事務処理で来た。事故に遭って既に3カ月間休暇を取っている。仕事再開依頼が2か月後に本人から来たが、具体的な日にちの話になると返事がない。
「保険会社から提出するように言われた。」
と、支援管理者を通して私の手元に休業補償証明書という書類が来た。
証明して、押印をして欲しいというものだ。事故に遭ったヘルパーさんは、当社の他にも登録しているようであくまでも、業務委託契約だ。だから、個人事業主だし当社とは雇用関係や給与関係、又は源泉徴収関係も無い。そのヘルパーさんの当社からの月額報酬は軽く20万円を超す。
 常々、確定申告をするようにヘルパーさんの指導は行っている。その指導を素知らぬ顔で、しないヘルパーさんも相当数いる。そのようなヘルパーさんに限って、毎月20万円を超える又はそれに近い額を手にしている。
多くのヘルパーさんは、扶養家族適用額内に調整して抑えているのだ。事故に遭ったヘルパーさんは、確定申告もせずに仕事を休んでいる間でも定期的な社内技術講習は出席して、研修手当を当社から貰っている。
当然、業務をする中での研修なので、復帰するかどうかも分からないのに出席すればお金が発生するので出席しているだけだ。もし、純粋な技術講習だけならば出席しないだろう。以前、東京で社員とヘルパーさんのたんの吸引研修を受けさせた事があった。
その時に、自分も受けたいと言って来たので
 「経費を自己負担するならどうぞ。」
 と、言ったが勿論返事が無かった。
 礼儀知らずで、遭っても挨拶もせず、不愉快極まりないでかい態度で社員に接するので、多くの社員が避けている。そんな人間だが、お局様筆頭サービス提供責任者が気に入っている。 
 「彼女の生活もあるので。」
 と、言って殊更仕事を回すので多くの報酬を手にする事が出来る。
 「会社の経費で恩を売るのは止めて下さい。自分の給与で恩を売ったら。」
 と、時々嫌味をお局様筆頭サービス提供責任者に言う。
 その言葉もものともせず、管理者にシフトに入れるように要求する。そんなさ中の事故だった。事故の状況も分からず、その状態も、いつから勤務できるのかをお局様筆頭サービス提供責任者が聞いてもまともな返事が戻って来ないので、彼女も怒って手を離した。
そんな人間だという事は、今までの勤務態度を見れば分かる。休業補償を頂けるので、出て来ないだけだ。その最中に、私に書類が届けられた。しかし、その内容をみると、当社での証明出来る部分が無い。本人から電話を貰い、保険会社の担当者と話をした。
 「本人は、業務委託契約者なのでここに書いてある休暇や休職などの数字は書けない。支給した給与や社会保険も当然給与所得者ではないのでない。源泉徴収票か給与台帳というものも存在しない。唯一、所得証明書を市町村から発行して貰う事は出来ると思う。当然、多くの報酬を得ているので確定申告はしている筈だから、市にデータが保管されているので証明書を貰えばいい。内容的に当社として証明するものはありません。保険も当然扶養か国民健康保険などに加入されている筈ですから、そこでの手続きになると思います。」
 「分かりました、本人と相談します。」
 それで終わったので、その白紙の書類を取りに来たのだ。
 その時に、
 「ヘルパーさんは事故を起こしても、補償はないんですか。」
 「あるでしょう。自分で保険を掛けないと。いいですか、報酬が20万円も超えて、義務である社会保険に入っていないし確定申告もせずに税金も誤魔化している。そんな人に、何の補償があるんですか。個人事業主で、雇用関係も無いんですよ。どこと契約しても、突然断って来ても、自由なんですよ。例えば、あるところから仕事を受注して下請けの工場で従業員が怪我をした。仕事を出した会社はその補償をするんですか。それが前提です。そこで、当社は会社独自で社員と登録ヘルパーさんの60人、合計80人に傷害保険を掛けています。その名簿を保険会社に提出しています。その中には、彼女は入っていません。多くの報酬を手にして、会社の指導を無視している人に、そんな事をしません。やはり、指示を守って規則を順守している方で報酬が少ない方を中心に名簿を提出していますので、その方には保険が掛かっているので守られます。」
 そう返事すると、
 「そうですよね、20万以上の手取りだったら色んな負担が発生して来ますよね。それを無視している方が、おかしいと思います。分かりました。」
 そう言って、戻って行った。

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