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トップハート物語(3409)立志伝敢闘編
17/03/28
2010年(平成22年)9月下旬。
朝早くから、久しぶりの介護サービス提供責任者が来た。以前は同じ事務所内で執務をしていて、研修関係を担当していた。現在は、その研修担当から外れて、フリーとなっている。そして、運のいい事に来月ケアマネジャーの試験を受けるが、彼女の実務経験5年は試験前日に達成されるのだ。
 「どうだ、勉強の方は。」
 「駄目です。」
 「何で駄目なんだ。」
 「やる気が起こらなくて。」
 それが本当なのかどうなのか分からないので、それ以上言わなかった。
 彼女は、二種免許も直接国家試験を受けて合格したし、介護福祉士も実技も国家試験で一発合格だし、認知症ケア専門士も一発合格だ。それに加えて、ケアマネジャーも期待を持っている。
新人ケアマネジャー宏美さんは、一杯一杯で鬱になり掛けていて、緊張がプツンと切れそうだ。
 話を、変えて職業訓練の実技を指導している話になった。初めての講師だが、
「楽しく自分も勉強しながら教えている。」
という。
三十代の若手のサービス提供責任者が交代交代教えている。
 「交代交代ウチの社員が、講師として行っているのでみんなから見ると楽しそうで、仲が良いと分かるらしくて、どうやったらウチに来られるのか聞いて来たりしています。色んな質問を受けて、答えるので私自身勉強になります。」
 「若手が勉強して、自立して貰えればウチだけで外部講師に頼まなくても研修などを構築出来る。だから、勤務時間でも、研修の分には講師料として1時間3000円を支払っている。」
 また、その彼女が担当している職業訓練の生徒の中に、彼女と同じ国籍を持つ生徒が居て、その方とNPO法人の業務の協働での何かを模索しているが、まだ進展はない。
その彼女が、同胞の方だという事で話をしたようだ。そんな事を取りとめも無く、1時間以上話していた。
 その間、新人ケアマネジャー宏美さんとキラキラ目の玉緒ちゃんが来た。
 「この前貰った秋刀魚、美味しかったです。」
 とか、
 「特大のさんまを5匹も貰ったんですが、さしみで子供たちと一緒に食べて、最後の一切れを私が食べたので、子供が怒ってしまって。また来るからと言っていたんですが、いつ来るんですか。」
 「21日に送ると言っていたので、どうかな。明日来るかな。」
 そんな話をして、外出した。
 目的は、表向き銀行だったのだが、毎週火曜日に格安の食料品が手に入る百貨店の地下に向かった。午前中だけハムの数量限定低価格販売がある。ハムは「信州ハム」。ベーコンとウィンナーハムは「大山ハム」。全て100g100円だ。
早く行っても、長蛇の列なので1時間程度遅く行ったのだが、まだかなり並んでいる。仕方がなく、喫茶室に行った。目の前で淹れてくれるので、美味しい各種銘柄のコーヒーが飲める。
キリマンジェロゴールドなどと言う如何にも美味しそうな珈琲を飲んだ。朝食を摂っているのだが、100円を足してモーニングセットを頼んだ。トースト2枚と茹卵が付いている。
ここの守口のどこの店でも出される珈琲は苦くて、出しガラのような味なので、きっちりした店にしか行かないようにしているが、ここは一番だ。いつも入れるミルクも砂糖も要らないで、美味しく味われる。30分ほど休んで、再び多くの高齢者の買い物客に混じって参戦。
 ハムはそれぞれ一人500gまでなのでNPO常勤理事智子さん二人で1k買った。200gずつ小分けしてある袋が5個ずつなのだ。並んでいる間に、今回のさんまを全社員20名に5匹ずつ配ったのだが、美味しいと返事をくれたのが3人だった。
新人ケアマネジャー宏美さんと今日の朝来た研修担当慶子さんとキラキラ目の玉緒ちゃんだ。その人たちに上げようと思って、3人分と買物に来た我々二人。それを持って、会社に戻る。みんなに分けて、自宅マンションに戻る。
 昼食を摂って、休んでいると大東本社のサービス提供責任者から連絡があった。実は、昨夜、本社にある美味しい、かなり美味しいすし屋が休日やっているのか聞いて来た。何度か彼女たちを連れて行って、みんな感激している。その美味しさをどうやら親戚が来たので、味合わせて上げようと思って連れて行ったようだ。
 「親戚の者が来ているので、美味しいすし屋があるので連れて行って上げると言ったんですが、佐藤さんに連れて行かれた時と全く違って。違うんですかね。親戚の者も、何かあの程度かと思ったみたいで。遠くから折角行ったのに。ネタが違っている。佐藤さんが行くと、最高の物を出しているのに。帰り際に、奥さんに『何度か連れて来て貰った時と味が違う』と言いました。そうしたら、佐藤さんの会社ですか、と聞かれて。」
 「それは申し訳ないな。一見だと思われたんじゃないか。金額が違うとか。」
 そんな話をして、休憩の時間は終わって事務所に何時に戻るのか催促していた新人ケアマネジャーが来た。


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