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トップハート物語(3404)立志伝敢闘編
17/03/25
2010年(平成22年)9月中旬。
 自宅から会社に来る途中に、介護タクシーの駐車場がある。その端に駐車しているナンバーの無くなった車両を見て、もう諦めの境地。何度、介護タクシーにトラブルが発生したろうか。
フロントやリアガラスが石で割られて車中に石を投げ込まれる。サイドミラーなどが壊される、タイヤが何本もパンクさせられる。今度はナンバーの盗難。この地域は、学力は最低、経済も最低、倫理も最低、犯罪は最高、生活保護者も最高、勉強せずに働かなくても生活保護があるし、ひったくりや盗難などで生きていける。
とんでもない社会が構築されている。貧困ビジネスだとか、高齢者に対する弱者ビジネス。子供への虐待、家族同士の殺し合い。どうしようもない社会がここにある。私のように、全く関係のない人間がここに来たのでは怒りを感じるが、周りの社員はごく日常の事として捉える。
 先日、職業訓練の面談があり四国からこの地に来た、しっかりした方が居たが、やはり私と同じ事を感じていた。
「結婚で仕方がなくここに来たが、生活し辛い。」
と。
 いつもの土日のように、朝6時過ぎに出勤して事務処理だ。大体、午前中は昼までの6時間は事務所で事務処理だ。昼食を摂って、昼寝して3時頃から6時まで勤務。それが、土曜日日曜日の私の過ごし方だ。
机の前と左右に積まれた書類との格闘だ。役所から来たもの、各種団体から来た書類、各事業所から回って来た書類。それらに目を通して、必要な処理をする。一人はいい。音楽を聴きながら、好きな物を飲んで、好きなお菓子を食べて、マイペースで仕事が出来る。
こんな仕事の仕方は、既に20歳の頃からしていたような気がする。休んだ事が無く、土曜日日曜日も仕事をしていた。
 メールも電話も無く、静か中での仕事は順調に進む。一番時間を要するのが、財務と人事関係だ。それを担当しているのは私しかいないので、経理処理や資金計画、事業計画などをいつものこの時間に検討しているのだ。
財務は、職業訓練の収益がかなりあり今期は大幅な利益が見込まれる。それをどう使って行くのかが問題だ。今期の最終月23年6月に10周年記念式典を開催する。すでに、この地域一番のホテルで200人分の席が用意できる最大のイベントホールを押えている。
最終日曜日だ。その時に、勤続表彰と金一封を出したいと勝手に想像して金額を計算してみた。
例えば、報奨金を1年勤続につき10万円としたら10年以上が3人居るので、それぞれ100万円を超える。24名の社員を対象にして、総額は1000万円を超える。それに、パーテーィー経費があるが、たかが知れている。150人くらいの出席者を予定しているが、一人1万円でも150万円だ。それらを使ったとしても、今期利益の半分にも満たない。その膨大な利益をどうやって費用処理をするのを奇想天外な想像で使ってみた。
 そのパーティーに
「家族関係を全員招待する。」
と公言していて、みんな多くの出席者を目論んでいてくれたが、ここに来て
「家族が恥ずかしいと思っている。」
とか、
「親がみんなと顔を合わせるのが嫌がっている。」
とか聞くようになり、これでは100人にも満たないかも知れないと不安になって来た。その場合、関係機関や事業所に声を掛ける積りは全くなかったのだが、考えないと。出来れば、ポリテク埼玉の先生2名と24人の同級生を招待したいと思うように成って来た。それでも不足なら、家族や親族を招待するか。
 人事問題はほとんどないのだが、先月で1人退職したがまだ23名の正社員がいる。その合計人件費が月に800万円を超えるようになった。そのほか、ヘルパーさんの報酬が550万円。合計月1400万円弱となっている。
介護保険及び自立支援の収益に対する人件費率は9割以上になる。これに、教育関係が別にあるのだがその人件費率は3割にも満たない。つまり、教育関係で収益を上げて社員に分配しているのだ。
その教育関係が、今期は予想以上の収益で人件費はそのままなので、会社全体では高収益となるのだ。理想とした、一般会社の平均給与を社員に支払いたいという思いは実現しているのだ。
 先月末に、バイク運転中に突然横から車で接触させられたレンタル責任者が、まだ傷が癒えず、今月は休職する事になった。その関係書類を処理した。所得税と住民税の支払いが、ついに今月100万円を超えた。
また、社会保険料の引落も今月200万円を超えた。大きな収益の蔭で、新たな事務所を借りたり、ファックスを借り変えたり買ったり、色んな経費が気付かないように増えている。今期は大丈夫だが、大幅に制度が替わる来期はどうか。あと、5年くらいは維持したい。
 仙台の母親から、仙台名産の笹かまぼこやさつま揚げを大量に送って来た。沢山の果物と食材がぎっしり詰まっている冷蔵庫が、もう持たない。社員に配るには、少なすぎるし。


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