お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3390)立志伝敢闘編
17/03/18
2010年(平成22年)9月中旬。
今日の講義は、地域資源調査の準備が中心だった。その準備をする資料は、早朝から作成し始めた。いつもこんな調子で一夜漬けだ。
昨夜、住宅改修部門から電話があった。実習型雇用の研修中の高学歴社員に今回発生した住宅改修の手続きをさせた。先月24日にケアカンファレンスをして、設置場所が決まった。そのまま利用者は入院してしまったので、償還払いで進める事にして、退院時点で手すりなどの設置が完了している状態にしたかった。
退院日程が決まり、その住宅改修手続きが終わっていない不安があったので、その事を高学歴社員にメールで送ると私に返事がなく、家族と直接やり取りをしていた。つまり、何もしていなくて隠密裏に進めるようにしたかったのだが、何しろ意見書が必要でありそれも、私に言わずに新人ケアマネジャー宏美さんへ
『意見書が必要だ』
と連絡したようだ。
新人ケアマネジャー宏美さんからその旨の連絡を受けて、図面などの必要な書類がないと返事をすると外出している最中にファックスで事務所に送ったようで、昨夜戻ると来ていた。
そのまま部屋に戻ったが、高学歴社員から
 「意見書が必要で、償還払いでも事前に役所に提出しないと行けないらしくて、明日2時に設置が決まっているのですがその前に役所に提出したいので、明日朝取りに行ってもいいでしょうか。」
 「明日は、大東市民会館で基金訓練の講習担当だ。8時半には出てしまう。」
 そんなやり取りをしている最中
 「遅れてもいいんですが、書類が出ない前に設置して前に付けたと発覚したらお金が下りない事もあるので、それでもいいんですか。」
 「お前、俺を脅迫する積りか。先月24日に決まった事なのに、全く処理も何もしていなくて、昨日俺が確認したら慌てて動き出して意見書の資料を貰ったのは今だぞ。今まで何をしていたんだ。」
 「・・・・・・」
 「・・・・・・」
 「済みません。」
 以前25年間に亘り、人材紹介会社の社長をしていたが、謝罪は全く出来ない、言い訳ばかりで他の社員からも相手にされない。
私に話をするべき事を、必ず他の社員とかに話をしたりして逃げる。どうしようもない、人材だが員数には数えないと行けない。この朝、小1時間掛けて書類を作成して、他の事務所のポストに入れた。そこに入れるから、受け取るように言った。
 早朝の駆け込みの資料作成が佳境に入った頃に、新人ケアマネジャー宏美さんが来た。資料をアタッシュケースに入れて閉めた時だったので、驚きと戸惑いの顔になったと思う。
 「俺は今から出掛けて、今日は夕方にならないと戻って来ないよ。」
 そう言って、話し始めるのを遮った。
 車で40分程度掛かる道のりを大東市民会館目指して行かないと行けない。ある程度、話を立ったまま聞き面倒くさそうに答えたのかもと後から反省。彼女は、実際に対応している業務と資格を取得しようと目指した頃に思っていた時のギャップが大きく自信喪失気味なのだ。
ここで、またサービス提供責任者に変わるかと声を掛ければ、きっと元気な声で
 「はい。」
 と、答えるだろう。
 そんな事を考えていたが、時間が無いので、外に出た。会場には15分前に着いた。2階講師控室で少し息を整えて、階上の3階教室に入った。今日は、来週から1週間掛けて自分達が席を置く事になる介護・自立支援業界の事を、何でもいいからテーマを決めて調査して発表する事にした。
 「就職に繋げるとの目的をきちっと決めて下さい。その調査が、どうして就職に繋がるのかグループ毎に話しあって決めて下さい。」
 そう言って、6人ずつ5グループを形成した。
 「漠然としているので、例を言うとある一定地域の介護や自立支援の制度の運営状況や、特別に行われているその地域の制度。また、ある施設の詳細に亘る、例えば入所者の事や働いている人の人数やシフト業務の内容など。また、ある事業所の成り立ちを追う事や、ハローワークや求人広告などの分析でもいいし、実際に資格取得見込みで応募してどんな面接になったかとか、電話で応募したらどんな態度だったとか。そんな事を来週お互いに力を合わせて調べて、木曜日にまとめ金曜日に1グループ1時間で報告と質問を受けて欲しい。」
 そんな事を話した。
 午前中一杯、お互いに話をしあっていたが、数グループは待ち切れずに私が教えた市のインターネットを自由に使用できる施設に行って、パンフレットを貰ったりしていた。
午後から直ぐにスタートしたグループもあった。その間、多くの時間を控室で過ごした。本社がこの市にあるので、メールで代表者印を持って来てくれと依頼があったので持参して、処理した。今度は、新人ケアマネジャーから市に認定調査料の支払いを求めるので、代表者印が欲しいと言って来た。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報