お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3370)立志伝敢闘編
17/03/08
2010年(平成22年)8月下旬。
私が担当していた生活保護者で睡眠薬常習者の入院している国立病院から電話だ。
 「本人が、部屋の鍵が仕舞っているのか、自転車の鍵がどこにあるのか心配していますが、それがどうなっているのか分かりますか。」
 「済みません。自分で好きなように生きている方で、電話も無ければ訪問しても不在。時々、公衆電話から連絡があったり外で倒れていて救急搬送先から電話があったりするだけで、ほとんど関わりが無いのです。市役所の生活保護課にて面倒を見て貰っていると思います。」
 「その生活保護課に連絡すると、民生委員かケアマネジャーの方が関わって居るとの返事でしたので、民生委員さんに掛けても分からないと言うもので、掛けさせて貰いました。」
 あれこれ、病院と話をしても仕方がないので
 「もし必要があれば、自宅に行って確認をしますが。」
 「今、民生委員さんに確認して貰っていますので、もし出来ないようでしたらお願いしても良いですか。」
 「結構ですよ。」
 そう言って一旦切った。
 2時半に、研修センター責任者が来た。
 今後の運営や、これからの職業訓練の対応を話し合って、4時に外に出た。隣のイオンSCに行った。何とか精神をしゃきっとしたくてという勝手な理由を建てて、珈琲店に入ろうとした。
一人ではやっぱり寂しいので、NPO法人常勤理事の智子さんを呼んだ。その間、再び、国立病院から同じ利用者が
 「生活保護費が入るので外出して銀行に行きたいと言うことで。」
 そんな話が来たが、対応するのは私ではない。それなのに、
 「ケアマネジャーの佐藤さんに来て欲しいと言っていますが、来れますか。」
 というのだ。
 代行は出来ないが、外出できるならヘルパーに有料で依頼する。または、同行で連れて行く。この際にも金銭が発生する。全て自費だ。どこかのケアマネジャーは、自分がしたら無料だからと言って入院中の選択や衣服を取りに行ったりするが、それはケアマネジャーの業務ではない。
それが出来る業者やボランティアなどの資源を確保するのがケアマネジャーの専門職としての仕事だ。それは、行政も監査でそう言っている。取り敢えず、明日病院に顔を出す事にした。
 高齢者や障害者の旅行に付き添うサポーターを養成する機関と制度の設置を検討しているが、その提案に大学の観光ビジネス科と商工会議所が興味を示して、大手旅行代理店とのコラボレーション何か形にしたいと、動いているが商工会議所から連絡があり、
「夏休み明けに大学側と最初の話し合いが出来るようにする。」
との報告があった。
 先日、利用者が転倒して救急入院した。その入院してから家族が毎日病院に通って、
「主治医と話をしたいと言っても一向に会ってくれない。」
という連絡があった。
その為に、どのようなダメージを受けているのか入院はいつ頃までなのかを知る事が出来ない。家族が少し強く言うように何度も言っていた。やっと、話し合いが出来たと
 「脊髄の周りのどこかを骨折しているようで、これからリハビリをして在宅に戻れるかどうかを判定したいとの事です。本人も家族も、家に戻って通院でリハビリをしたいと思っています。」
 「それを強く言わないと。私に言われても、何も言えません。私から言う事も出来ません。家族が言わないと、何も進まない。何も言わないで、遠くで文句を言っても何にもなりません。」
 そう何度も強く言った。
 介護のヘルパーさんの対応や住宅改修などであれこれというが、医療になると何も言わずに、我々に何か期待されても困る。
 私の定期検査が終わったので、何か豪勢に食事でもしたいと思ったが、結局珈琲店でふわふわの泡のような食べ応えのないケーキと、和牛使用のミンチカツを食べただけだった。
これから、まだまだ続く猛暑。嫌になってしまう。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報