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トップハート物語(3355)立志伝敢闘編
17/03/01
2010年(平成22年)8月下旬。
そんな話をしていたが、その対象となった高年齢新人社員が来た。
 入れ替わるように、若い社員は戻って行った。その高年齢社員は今月からの中途採用だ。私が面談をして決めたので業務遂行能力が心配で、色んな方面にアンテナを張り巡らせて情報を収集している。
性格は真面目で一生懸命。ただ、若い人の中に入ったので、まだ打ち解けて居ない。ケア仕事のミスは多いが、事務仕事は早い。その彼女に、
「年金などの社会保険加入手続きを取るので、年金手帳を持ってくるように。」
言った。
それが、管理者を通じて昨日来たのがメモに年金基礎番号を書いたものだった。内容のコピーを撮るので現物が欲しいと言ったのに、と不審に思った。国民年金に入って居ると言っていたのだが、もしや入って居ないのでは。
 翌日の今日、差し出したのは最初のページだけのコピー。どうして、現物を出さないのか、要求すると差し出した。中を見ると、案の定国民年金番号などの記載はない。つまり、加入していないのではないのか。
そんなことを、隠そうとする行為が、ケアにも繋がっている。未知を知らないのに、一人で行くと言ってケア時間に遅れる、戻って来る時間も迷って遅れる。そのすべてに、
「報告や連絡が無く、利用者からのクレームで発覚する事態が起こっている。」
と報告があった。
 その彼女に対していると、今度は介護サービス提供責任者が来る。介護福祉士の実務経験証明だ。先日、お盆期間13日から15日かけて出勤した社員全員に、お中元として希望する5000円のホテルかしゃぶしゃぶの木曽路の食事券を配った。
 「私みたいに、13日しか出てこなかった者でも受け取っていいんでしょうか。」
 「何を言っている。みんな休みの時に出て来て頂いてありがとうございます。」
 そう、返事した。
 余りゆっくり話をしない彼女なので、口数が少ない彼女に話を向けた。
 「今度秋刀魚が100匹来るので、待っていてくれないか。」
 そう言った矢先、今度は大東本社管理者が昨日面談した男性社員を連れて来た。
新たに購入するバイクや携帯電話の書類に押す代表者印を貰いに来たのだ。秋刀魚のパンフレットを見て、その方の話になってしまったのを尻目に、サービス提供責任者は去って行った。
昨日面談をした新人男性は、今日からの勤務で、方々に挨拶に回って居た。
 午前中はそんな調子で終わった。午後5時から、税理士事務所に決算の最終確認で呼ばれていた。6月に終わった第9期の決算に際しては、最初から目標があった。昨年、前の顧問税理士が不正をして、当社の損害を与えて追徴課税を徴収された。
その税理士が、その金額内に収めたのは自分の力だと金品を要求して来た。
「500万円の追徴は、実は1000万円だったので500万円減額させた。その報酬として100万円くれ。」
と計算機をたたいて金額を示した。
馬鹿な男だ。その根拠を示せと言うと、後日持って来た。その数字を税務署に見せると、笑って
 「税務署が提示した金額以上のものはありません。数字がおかしいし、まだ始まって居ない時期の対象課税などおかしい。」
 と、その根拠を並べた。
 その時の500万円、追徴課税金額は当然支払ったが、その税理士には何の損害も無い。その不条理な結果に、何とか一矢を報いたいと考えた。今まで、出来るだけ利益を出して、その結果税金を支払って来た。
しかし、その考えはその騙された事によって大きく変貌した。出来るだけ経費を使って、利益を圧縮し予定納税した金額を幾らかでも取り戻そうと思っていた。月次試算表を見るとその時系列がはっきりと分かる。
決算月の6月に向けて、9か月は黒字だったのに、10カ月目にはトントンに、11カ月目には200万円の赤字に、12ヶ月目の決算月には400万円の赤字に。調整で200万円を加算してこの3カ月で800万円のマイナスを計上した。
年間通じては、昨年の4分の1の黒字額に抑えた。その為に、予定納税中100万近くが戻って来ると言う。
 会社や社員の為に、使いに使って利益を圧縮する。何も悪いことではない。今まで納税意識が強かったが、これからは最低限の利益に抑える。売り上げは1割も増えた。それでも、かなりの収益額の実現は今期に回したものがあり、今期は相当の、概ね2割増収になる事業計画を建てている。
10周年記念で大掛かりなパーティーと報奨金の支給を検討している。問題は、11期の事だ。どのような事業計画を立てればいいのか、全く暗中模索だ。大きく介護保険が変わって行く。その時に、どう動くかによって大きな変化が生じて来る。
 今日は、気持ち良く過ごす事が出来た。

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