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トップハート物語(3353)立志伝敢闘編
17/02/28
2010年(平成22年)8月下旬。
1時半から求職者の面談がある。急いで、1時間以内で事務所に戻る。その戻った足で、大東本社地区で面接があるので急いで向かった。本社管理者を交えて、実習型雇用など手続きをきっちりしなかったなどの色んな事があったが、そんな事を言っても始まらない。
本社所属の男性が退職をするので、
「その後釜として誰か男性が欲しい。」
と管理者が言っていた。
介護福祉士の資格、若い男性、などの条件に合うので、出来るだけ採用する道を探る事にした。
まだ、25歳で介護福祉士養成校を出て介護福祉士の資格を取得したのはいいが、在学中にアルバイトをしていた全国回転すしチェーン店に社員として引き抜かれた。
 「今までどんな仕事をしていたのだ。」
 「エリアの店の管理を6、7か所任されて指導をしていました。」
 「具体的にはどんな仕事。」
 「部下の作成する資料をもとに、利益をどうやって上げて行くかを指導していました。」
 「ノルマがあったの。」
 「ノルマはありませんが、利益の目標額がそれぞれの店単位でありそれを守っていかないと行けなかった。」
 「どうして辞めたの。」
 「人を人と思わない経営方針に、嫌気がさして。」
 「でも会社から見ればそんな事はない。あれほど安くお客さんに提供するには、一番何が必要かと考えたら人件費を節約する他ない。長時間働いて、支払いを少なくする。それはどんな業界だって同じだ。マクドナルドだってサービス残業で訴訟になったり、佐川急便だってお金が欲しい人はそこで一生懸命短期間働いて金を手にする。つまり、働いた分だけ支払いを受けるのがどんな業界でも同じだ。そこで合わなければ、自分でやるか合う会社を探すかどっちかだ。計数管理が出来るなら、話は簡単だ。給与はいくら欲しいんだ。」
 「幾らでもいいです。」
 「何を言っている、今までも幾らでもいいと言うから決めると、安いの何のと外で文句ばかり言う奴が居た。自分の働いた以上の収入なんてない訳だから、それが分かっている奴だと思うので、聞いている。自分の生活があるだろうし、最低限これだけで良いと思う金額があるだろう。この業界は、働いた分だけ収入があるから、希望する金額を大体与えるよ。その代わり、それに見合った仕事をして貰う。出来なければ辞めて貰うだけだ。遠慮なく言いなさい。」
 「18万くらいですかね。」
 「18万円と言うのは、総額か手取りか。」
 「総額でもやって行けます。」
 「分かった、それでは週休二日で20万円にするか。30日で171時間程度、31日で176時間程度。それで、手取り20万円とするなら200時間程度働けばいい。8時間で25日だ。もっと欲しいとするなら、3か月の試用期間の勤務成績を見て、本業の介護や自立支援に影響のない範囲で他に企画や運営を頼むから、もっと多くなると思う。最初は、実習型雇用を適用して貰って、ある程度の金額を提供しようと思ったが自分のミスで駄目だったので、実力で収入を得る考えで行こうか。君だったら多分大丈夫なのでその方向で良いな。」
 「はい、大丈夫です。」
 そう返事をしたので、安心した。
 しかし、
「介護福祉士の証書を無くしました。」
とか言うので、
「それが見つかるまで契約はしない。」
と告げた。
勤務は、即日となった。それにしても、大事な介護福祉士の証書を無くすなんて考えられん。それで、どうしてそんな介護福祉士を名乗って居るんだ。
 戻りながら、事務所には帰らず駅前の百貨店に向かった。お中元の、売れ残り品の大幅なオフの販売に向かったのだ。しかし、こんな田舎では規模が小さく、求める物が欠けていた。
それでも、食用油、醤油、珈琲などを購入して8400円だった。本当は、ハムなどが欲しかったのだが無かった。部屋に荷物を置いて、再び事務所に来た。
お局様筆頭サービス提供責任者が、話に来た。先日来、職業訓練の問題が発生していて、その問題の原因をはっきりと話をするように研修センターの責任者に指示したのだが、
 「そんな事言わずに、全部事務所のミスだと言っていましたよ。」
 「あれほど、事務所のミスなどないのに嘘を言って表面ズラだけ纏めないようにと言ったのに。」
 呆れ果てた研修グループ。
次々と問題を引き起こし、その収集を私の指示を無視して、勝手に口実を並べ立てているとは。こんな人間たちと付き合っているのが嫌になってしまった。 

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