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トップハート物語(3350)立志伝敢闘編
17/02/26
2010年(平成22年)8月中旬。
「それはヘルパー事業所の問題で、結果的にどうしたいかだ。引き上げても良いのか、そのまま継続したいのか。うまく行っているヘルパーさんも居るんだろう。」
 「4人入っていて、3人は問題が無いのですが、一人だけ攻撃されているようなんです。その方から、メールで事業所に何度も色々と言われたと報告あるんです。」
 「それは、ヘルパーサイドから見た事だ。俺がサービス提供責任者をしていた時には、ほとんど問題はなかった。クレームらしいクレームは無かったし、ヘルパーさんだって何も言って来ない。つまり、当時はそれなりのヘルパーさんを揃えて、利用者と信頼関係を作れるヘルパーさんを考えて派遣をした。その人たちが、いま管理者などになっている。今は、何かと言うとヘルパーさんが文句を言って来ると言う話を聞く。出来ないなら外したらいい。出来るヘルパーさんを派遣して、合わない人もいるだろうから他の人に代えればいい。それが、サービス提供責任者の仕事だ。ヘルパーさんからお金を貰っている訳ではない。利用者からお金を貰っているんだ。出来る事をして、納得できなければ断ればいい。」
 「分かりました、そうサービス事業所に言って置きます。また、明日にでも利用者宅に行って来ます。」
 立派になった、新人ケアマネジャー宏美さんだ。
 大東本社管理者に、求職者の事で電話を入れた。この日、求職者の手続きのミスで実習型雇用が難しくなった。その事で、ハローワーク担当者と話をした。しかし、紹介状が出て居て修正は効かない。
ハローワークが決めた助成対象はトライアル制度だ。これだと、全く実習型とは話にならない微々たる助成だ。それで、どうするか本社管理者に聞いたのだ。彼女がどうしても新人男性が欲しいと言うなら、無理しても給与を高く提示をする。
しかし、それほど優遇する必要はないという判断の方が上だとしたら、人員は欲しいので若干妥協点を見出す。必要な事は確かなのだが、諦めきれない結論では彼女に申し訳ないので、事前に打ち合わせをした。
 「新人ですし、介護福祉士を持っているがまだ経験が無い。そんなに優遇する必要はないので、条件を示して合わなければ仕方がありません。」
 そう言ってくれたので、安心した。
 まだ25歳前なので、若年何とかという助成金にも該当しないとハローワークの方が言っていた。規定からすると、超過勤務手当込で20万円台半ばくらいの月額で話をしたいと思う。
彼は、全国展開の回転すしチェーンで、エリアマネジャーをしていたと聞いた。親が電話を何度も掛けて来て、話をした年収を確かにインターネット上で示していた。実績を積めば、それなりの給与を支払える。それを示して、働いて稼ぐように話をしようと思う。
そう思っている段階で、また、親が電話を掛けて来た。
 「昨日、連絡をくれる筈だったんですが来ないと息子が言っているのですが。」
 まくしたてるように、続ける。
 「駄目だったら駄目で、早めに言って頂かないと。」
 「いいですか、少し私の話を聞いて下さい。こちらが、出来るだけ多くの賃金を支払いたいと、実習型雇用の手続きを踏んでくれるように何度も当社の管理者が話をした筈です。それが、お宅の息子さんが、勝手にハローワークのパソコンで当社のデータを取り出して、これでと持って行ったらしいです。それを、ハローワークと話をして修整して貰おうとしているのですが、無理なようで。」
 「何でハローワークも融通の効かない事をするんでしょうか。」 
 「待って下さい。私はそんな事よりも、当社の管理者が話をした事を出来ないで、勝手に判断して無駄な時間を我々に過ごさせる事の方が問題なんです。一般の企業人として、それが問題なんです。それの扱いをどうするか、管理者と話し合っている最中です。これから、結論を出して息子さんに連絡をしますから、待って下さい。」
 と、話をしている最中に電話を切ってしまった。
 本当に失礼な、親子だ。

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