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トップハート物語(3341)立志伝敢闘編
17/02/22
2010年(平成22年)8月中旬。
やっと隣の県に入ったが、道が分からない。地図を持って来ていないので、どこをどう走ったらいいのか分からない。途中途中で道路表示板が出ているが、見慣れないどこか分からない地区や市の名前だけで、目的地を表示して居る看板には巡り合えない。
曖昧では、彼女は心配性で戸惑ったりして、迷うと危険なので知ったかぶりをして私が自信たっぷりに
 「右の方に行って。」
 などと、分かれ道になどには指示を出す。
 本当は全く分からないのだ。
走行していて、何となく回り道をしているような感じがしたり、中々大きな道に通じなかったりして分からなくなって来た。それでも、そんな不安を出しては、彼女は人一倍不安がる人で追い詰めてしまう。
我慢に我慢を重ねていると、偶然にも目指す位置が表示してある方向を示唆する道路標識に当たった。そのまま、表示に従って進めば問題はない。目的地付近辺りで、大勢の同じ目的の人たちや車と遭遇した。
場所が分かったので、まずは腹ごしらえと思って近くを走っているローカル線の駅前に行ったが、駐車場がある店は見当たらない。ここまで来て、ウロウロしてしまった。
 来る時に見掛けた、かんぽの宿に行く事にした。そこで、レストランがあるので食事をする事にした。地元の名物をと思ったが、なかなか浮かばないままレストランに入った。
何も無い。どこにでもあるメニューしかない。ここ県は、そんなに有名な名物はない。諦めて、私は、海老フライ定食、彼女は天ざる、を注文。その直後、店員が来た。
 「ここは前金で頂きます。」
 はい分かりましたと言って、ポケットから財布を出そうとすると、無い。
慌てて、後ろや反対側のポケットを探した。無い。彼女はトイレに行っている。周りの席を見てもある訳が無い。
 「奥様が戻ってからにしましょうか。」
 そう言って、店員は戻って行った。
彼女は、私より22歳も年下なので、そんなこと言われて可哀そうだという気持ちより、早く戻って暮れないと財布を探しに行けないと、携帯電話をしたがテーブルに置いて行った。時計やメガネが置いてあるので、席を離れる訳に行かない。
一体どこで落としたのか。トイレで落としたなら、音がして気付く。財布には、沢山のクレジットカードやキャッシュカード、診察券や多額の現金が入っている。本当に落としたなら戻らない。
この履いて来たバミューダパンツは、大勢の社員から貰ったものだが、ポケットが浅いので座ると財布などが半分出てしまう。気をつけていたのだが、どこかで落とした。
 やっと、彼女が戻って来たので慌てて、一番可能性がある車に戻った。鍵を開けて見つかる事を祈ったが無い。車の下や周りを廻ったが無い。これは大変な事になった。警察に連絡するにしても、カード会社に連絡するにしても、銀行に連絡するにしても余りに多くの相手先で、お盆休みでもある。
診察券も、全て写真入りで身分証明書にも使用出来る。病院にも電話をしないといけない。頭の中が真っ白になった。再度諦めながら、座席の下を見て無いと確認してドアを閉めようとしたら、見慣れないものが視界に入った。
天井から下がっているシートベルトに折り畳んである財布がその形で引っかかるようにあったのだ。無意識に、手にとって不思議に思いながら席に戻った。彼女の顔を見ると、安心して
「あった。」
と報告した。
彼女も、代金の先払いを求められたようで支払うところだった。それにしても、先払いなんて。
 先週行った先の牛肉のような名物が無いので、海老フライにしたがまあまあだった。それが、彼女の頼んだ天ざるは残念ながら行けなかったようだ。そばの中に、ご飯粒が入って居てはそのまま食べ続けられなかったようで途中で辞めた。
ちょっとしたハプニングで、暫くして目的地に着いた。広大な敷地で、天平時代の建造物を長期間かけて再建する途中だった。壮大な建造物に大勢の他県の人たちが押し掛けていた。駐車場に停車しているナンバーを見ても、地元ナンバーはほとんどなかった。
タダの広大な草原の様な土地に、朱塗りの建造物等は近くの人は見慣れているのだろう。駐車場から歩いて建造物まで到達するのに、何十分も掛かる。
 天平時代の人はどのようにして、この建造物を建てたのだろうと感心する。写真をたくさん撮って、またブログに掲載しようと思っている。イベントの地図を見ると、自分達が長時間掛けて廻った地域などほんの僅かだ。広大な言い角に合ったイベント会場に向かった。
沢山のブースがあり、グッズなどのお土産品と地元の味のブース行った。どこにもあるようなグッズのお土産品と、あまり興味を示す事が無い地元の味。行ったり来たりしたが、何か買おうと再度味のブースに行った。



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