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トップハート物語(3307)立志伝敢闘編
17/02/05
2010年(平成22年)7月末日。
ポストインは、早く終わった。大型団地なので、数棟で300枚無くなった。それにしても、ここ最近は職業訓練の集客も陰りが見えて来た。世間の景気が良くなったのか。当社の職業訓練の卒業生も半数が他の仕事に就いた。
その陰りの中で集客のノウハウが得られた。大丈夫、どんな事態になっても当社の集客は得られる。9月コースも30名は確保出来る自信が付いた。10月コースの気持ちが移っている。これも、大丈夫だと思う。戦略を効率よく考えよう。
しかし、実際の担当者がこの体たらくではと考えてしまう。しかし、また一方では、亡くなった兄貴の言葉が浮かぶ。
 『みんながお前と同じだと思うなよ。みんながお前と同じ能力だと思うなよ』 
 確かに、私は彼らの10数倍のあらゆる経験を得ている。それだけ私が働きで責任を取るのは当たり前だ。そう思う時もある。
 戻りながら、メールが入ったのを見た。昨日、研修関係でトラブルが起こり帰りたくなくなった。どこかに行きたくなった。その心境の時に、社員からメールがあった。
 『娘の空手の試合で四国に行って来ます。』
 応援メッセージを送った。
そして、遠いが応援に行きながら、その方面にでも行こうかなと思った。その試合の結果が来た。
 『1回戦で娘は敗れました。私も娘も大泣きで悔し涙にくれました。』
 『残念無念ですが、これを糧に精進して下さい。そうした経験が活かされ、立派な人間になれる。勝つことの厳しさを知った事は最大の収穫です。常に勝つ事は、人の何倍も絶え間ない努力が必要です。遠くの空から、これからの健闘を祈っています。』
 そうメールした。
 家に戻ると、不在連絡票があった。先ほど、事務所に向かう途中にクロネコヤマトの配達員に呼び止められた。月にいくつもの配達を受けるので、私の顔とこの近辺に5か所の事務所がある事を知っている。
荷物が来ていると渡された。仙台の母親が、仙台名産の蒲鉾を送ってくれたのだ。いつも米も送ってくれるし、大変助かるが、今回は困った。実は、木曜日にいつものデパート地下で食材購入時に、大きなさつま揚げを4種類2枚ずつ買ってしまって毎日格闘していたのだ。
そこに、蒲鉾が大量に来た。個人では多過ぎるが、社員で分けるには不足している。当然、私が一人でこなす必要に迫られた。いつもお世話になっているNPO法人常勤理事に少し持たせたが、それでも大幅に余る。面倒なので、お願いして先日購入した大きな蒲鉾を全部持って行って貰った。
 それに加えて、不在連絡票とは。同じ仙台の母親からだ。夜8時半に配達して貰い受け取った。なんと、味噌、海苔、岩のりなど調味料沢山。底に手紙が入っていた。私は親の手紙を、いつも一読するだけでよく読まない。涙が出て来るので、避けてしまう。一読せずにしまう訳にも行かないので、目にした。
 いつもの、私が援助していることへのお礼と私の体を気遣う言葉がいくつも続く。
 『一生で今が一番幸せです。何度お礼を言っても足りません。本当にありがとう。有難うございます。何百回何千回言っても足りません。本当にありがとう、ありがとう。』
 誰も居ないのだが、流れる涙を悟られまいと台所に行って、手紙をいつものように折って冷蔵庫に貼り付けた。
一昨年はクーラーは要らないというのを、駄目だと東京から業者に連絡をして取り付けて貰った。今度は、市が建設するバリアフリーの住宅に越すように段取りをして貰っている。
こんな事だけれど、親孝行が出来るのは私がこうして仕事が出来た事だ。それは感謝している。親孝行が出来るなら、どんな事でも乗り越えて行く思いだ。投げ出してしまう性格の私が、これまで我慢して続けてこれたのも、そのような意識があったからだ。
 その思いを時々、嘘つきせんと君を叱責している時に思い出す。彼も、親と一緒に住んで居て面倒を見ている。だから、その思いになる時には急に自分でも意識できる優しさの声掛けになっている。諭して、優しく方向を示すのだが、それがどうして出来ないのか分からない。
 これからどこか遠くに出掛ける積りだ。まだ決めてはいないが、片道4時間くらいの位置だったら日帰りできる。昼頃に目的地に着いて戻って来られる行きたい処へ。今の心境では、日本海側か。
 みんなに誕生日祝いにプレゼントして貰ったポロシャツと半パンを履いて出社した。このままで掛けられる。

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