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トップハート物語(3300)立志伝敢闘編
17/02/01
2010年(平成22年)7月下旬。

≪ロム専のものですが、お差し支えなければホームページを拝見させていただきたいのですが。
泊さん≫

≪差し支えありますので、ご勘弁を。
 内容的には、貴殿には全く意味の無さない詰らない内容ですので、お許し下さい。≫
佐藤

 ある一定の時間まで、午後の2時過ぎまではいつものように快調に飛ばしていた。と、思う。実は記憶が、飛んでいてそれ以後の衝撃の強さを自分でも感じていた。電話が相次いでいた。
私の提案について、大東市にある総合大学の観光ビジネス科の教授が強く興味を示していると、最初に地域活性化にも通じると提案させて貰った商工会議所から連絡があったのは、昨日だ。
商工会議所が間を取ってくれ、お盆明けに3社で最初の話し合いが始まる。そんな中、同じく提案をしたJTB東京本社の事業担当者から連絡が来た。結論的には、
 『お手伝いできることがあると思いますので、大学との話し合いが具体化したらご連絡下さい。』
 との返事を頂いて、一気呵成の方向にあった時に研修担当者から連絡が来た。
 以前から、彼は真面目でコツコツ仕事をすると他の社員の一致した評価だった。しかし、この男性社員は年に何回か大問題を引き起こし私が弁護士などを通じて火消しをしているので、
 「奴がこの会社を潰す大きなことを絶対引き起こす。本当は会社を辞めて欲しい。」
 私はそう公言して止まない。
 その男性社員からの連絡だ。一方的にまくしたてるように話して来た。
 「済みません、大きな問題が発生して今役所から指摘されて来るように言われました。」
 「なんだか分からない。はっきりと説明しろ。」
 「僕の解釈の間違いで、介護職員基礎研修の科目主任と修了評価者が同じ人間じゃ駄目なんですが、同じにしてしまって実績を出してしまったんです。その同じ人間は、佐藤さんなんです。」
 「それで。」
 「そのように私の解釈の間違いでと説明をしたんですが、管理者がそれを理解している筈なのに管理者自身がそれを守れなかったというのはどういう事か聞きたいので、来るようにと言われました。」
 「勘違いという事は、全部の講座に置いてそれをしているという事か。」
 「いや、指摘を受けたのは今回の実績報告だけの事で他は無いです。」
 「それはおかしいだろう。教科が10教科くらいあって、すべて同じシステムなのに、勘違いがその教科だけだなんて。それも、今までも沢山して来て、それまではクリアしていて、今回だけ勘違いというのはおかしいだろう。」
 「会社に迷惑を掛けるので、私のお金でやり直しをしますので。」
 「お金で済む問題か。ふざけるな。」
 「私が一存でやったという事を言いますので。」
 「ふざけるな、管理はどうなっているんだという俺の話になる。大体、申請はどうなっているんだ。指定を受けた時の申請は実績と同じか。」
 「いや、申請はきっちり2名での対応になっています。」
 「そうしたら勘違いじゃないだろう。今までの実績も、他の教科も今回の問題となった申請も間違いなく要綱に沿って行っているのに、今回の指摘だけが勘違いだなんておかしいだろう。知っていてやった不正じゃないか。お前、変な言い訳をして通用すると思うのか。俺は、監査を何十年もして来たんだぞ。お前の言い草で、益々泥沼にはまって行く。大きな問題に発展するぞ。」
 いい加減な言い訳を窘めた。
 「それで、いつ来いと言われたんだ。」
 「一旦検討してこちらから連絡をする事になっています。」
 「それじゃ、明日行くと返事をしてくれ。何時に行ったらいいのか聞いてくれ。」
 結局10時に訪問する事になった。
 その問題の実績報告書の写しをファックスさせた。要綱に目を通す為に全147ページをコピーしてファイルした。この時から、私は変わってしまった。暗く沈んでしまって、話をするのもおっくうになった。
次々と社員が引き起こす問題。特に、この研修関係は問題発生が暇もない。どうしてこう次々と問題を起こすのか。私の手から離れて5年くらい過ぎたが、大きな問題を引き起こす度に始末書や顛末書、改善報告書の提出をさせられた。
それが溜まっていて、今回はどう処分されるか分からない。
 丁度、その男性から連絡が来た時に顧問の社会保険労務士が玄関に来た。電話しながら、戸を開けたがただならぬ私の言動に暫く心配そうに話が終わるのを待っていた。
終わって、聞かれたので説明をした。
 「それで、どうなります。」
 「最低でも、受講生の修了評価のやり直しでしょう。既に卒業した30名の受講生を再度試験する訳です。」
 「それは大変な事ですね。最低では無かったらどうなりますか。」
 「もう、何度も問題を起こしていますので指定取り消しになるかも知れません。そうした場合は、当社はアウトです。研修の収益と人材の供給が無くなったら終わりです。」
 そう言いながら、心は暗く沈んでいた。

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