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トップハート物語(3298)立志伝敢闘編
17/01/31
2010年(平成22年)7月下旬。
自分が、6月頃に相談を受けていて忘れていた大事な事があった。お盆の時期のショートステイだ。新人ケアマネジャー宏美さんから連絡が来た。
 「私は何も聞いていないのですが、ショートスティ依頼されていますか。家族は、旅行計画を立てて楽しみにしていますよ。」
 そう言われて、思い出したある利用者のショート依頼。
 まだ、早いと2か月前から受け付けるのでその時期を待っていて、すっかり忘れていた。もう遅いとは分かっていても、どうにかしないと行けない。不味い、本当に不味い。しかし、元来楽天家の私は本人をよそにそんなに慌てる様子も感じられない。
自分をおかしい人間だと思う。何とかなるものだと思っている自分を他の自分が見つめている不思議な思い。おもむろに、幾つかのショートを行っている先に連絡をした。すべて、当然無理で駄目だった。
その中に、
 「佐藤さん、キャンセル待ちにして置きますか。」
 「お願いします。8月の13から15日までですが大丈夫でしょうか。この時期にキャンセルなんて出るものですか。」
 「案外出るんです。キャンセルが出たら連絡をさせて頂きますね。」
 そんな話があった。
 それでも、心配になって他の居宅のケアマネジャーに連絡した。
「穴場があります。」
と言って、聞いてくれるという。
もうひとつ、最近開設した特定施設でも空いていたら入れて貰おうと思っていた。その両方とも、残念ながらアウトだった。時間があると、何件か連絡したが残念ながらアウトだった。それでも、なんとなるという思いがまだある。
 朝一番に、大東本社管理者が来た。予定されていた、管理者がその重圧に負けて引き継ぎの途中で逃げ出す。つまり、辞めて行くのだ。管理者交代を目論んだ彼女は、誰かに引き継ぎたいと思ってあれこれという。
最初は、介護福祉士でなければ駄目と私の職業訓練の卒業生を入れる提案を断って来た。一体どうしたいのか分からない。今度は、特定加算の返上を提案して来た。
「事務処理が多過ぎて、どうしようもない。」
と言う。
いつもの無責任な安易な考えに、
 「特定加算を返上して、ヘルパーさんの時給を下げる説得が出来るのか。自分達の給与を下げる事が出来るのか。今のままの待遇で、収益をストップするというのか。特定加算を止めれば、利用者が増えるのか。」
 そんな私の問いには全く返事が無い。
 今回は、登録ヘルパーさんの社員化だ。現在でも、24名の社員で社会保険料が月に180万円を超える負担がある。それを増やす事は、収益を増やさないと無理が生じて来る。それを考えての事なのか、という私の問いにいつものように答えない。
 「辞めるサービス提供責任者の代わりに男性登録ヘルパーを社員化して駄目ですか。」
 「一旦辞めたあの者が、どうして社員にしないと行けないんだ。途中で、友達の会社を興すと言って突然退職、うまく行かなかったからといってまた雇ってくれと言って来た。俺は駄目だが、君は登録として雇い仕事を増やして行った。それ以上どうしようというんだ。ただ単に、数を併せるだけで、途中でまた辞めると言ったらどうするんだ。」
 「そうですね、折角教えて、突然辞めると言われたらまた1からやり直しになる。」
 あれこれと話をした結果、
 「研修センターの高学歴男性を管理者に持って来るというのはどうでしょうか。」
 「それも考えて、少しは言ってある。彼の場合は、年齢が高いし現場では実績を上げられない。どうにかして、自分で25年も事業を展開していた実績を生かせないかと考えていた。どうしても、事務関係でも無駄が多い。管理だったら大丈夫かもしれない。ケアもある程度対応が出来るし、研修関係も実績を積んで来たし。大東本社地域で研修をする時には、彼だったら出来る。そうしようか。」
 「そうしましょう。それが良いと思います。私も、管理者として自信が無くなりました。次々と退職者を出して。」 
 「そんな事はない。俺だって、多くの人間を捨てて来た。それは仕方が無い事だ。変に妥協するな。」
 そんな話をした。
 そのほか、何人かの社員の訪問を受けて午前中は終わった。一旦部屋に戻って、昼食を摂る。午後から、新人ケアマネジャー宏美さんが回れない利用者のモニタリングをする事になり、訪問を始めた。出発前に、幾つかの施設にお盆期間中のショートスティの空きを確認する為に連絡をした。
収穫なし。少し焦って来た。約束を守らないのは、問題だ。それも忘れていたなんて。

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