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トップハート物語(3291)立志伝敢闘編
17/01/28
2010年(平成22年)7月下旬。
先月新たにメンバーとなった社員が来た。
 「私は、この会社に入って本当に自慢です。みんな一緒に学んだ仲間が、『あの会社によく入れたな』って言うんです。この会社が、どうやってこのようになったのか聞きたくて、みんなに聞くんですが、『そのうち、社長から話を聞けるから』と言うだけで何も教えてくれません。私はいつ聴けるんですか。私がそんな事をみんなに言うものだから、『朝早く事務所に行けば、会えるから行きなさい』って言うんですが、社員になって1か月ですが事務所で会ったのは1回きりで、それも、契約の時だけで。その時だって、事務所に入るなり何となく近寄れない雰囲気で、俺は仕事中だぞオーラが出ていて。普段の社長とは全く違っていて、声掛け辛いんです。どうしたらお話しを聞けるんですか。色んなお話しを聞きたいんです。」
 躊躇した。その言葉に適切に返す事が出来ないのではないか。
 カラオケの音量が大き過ぎて会話にならない。ならないけれど、このまま終わりにする訳には行かないし、彼女は色んな事を知りたがっている。
20代でこの仕事をする積りで資格を取得しこの世界に飛び込んだ。他の会社で資格を取得した。しかし、うちに来たのだ。遠方の離島から移住して来た。まだそんなに長くないこの大阪での生活。一生懸命に生きようと、この仕事に手を染めた。
 「一生懸命に、色んな事を勉強したいんです。」
 色んな講習がある度に、それに申し込んでレベルアップを積み重ねて来た。
短期間に多くの成果を上げようと一生懸命だ。勿論、技術的にも大きな力になっている。
 「最初、介護と支援の管理者さんの指導を受けて援助に入りました。介護管理者の技術は勿論ですが、そのコミニュケーションを含めた対応に、泣いてしまいました。私が、そんな事で涙を流すなんて考えられない事です。これが、この会社の援助なんだと感激してしまいました。色んな制度や規則も勿論ですが、それを順守したうえでの心の対応が素晴らしいんです。それに加えて、自立支援の管理者さんは私が援助し易いように利用者さんへも含めて事前の段取りを十分にしてくれます。介護保険では出来るが自立支援では出来ない規則やまた逆な事も、何度も説明してくれます。」
 管理者の力は十分把握している積りだが、新人が感激するくらいの素晴らしさを改めて認識した。
 「自立支援の難しさを、特に精神障害者や知的障害児の対応がうまく出来なくて、何度もお願いしました。何度も同行する事には、賃金が発生しないからと言われましたが、それでも良いんです。何とかして、皆さんに迷惑が掛からないようにと思って、勉強させて下さいとお願いしています。難しすぎて、こんなに一生懸命したのに、不要だと言われたりしています。どうしてでしょうか。」
 「どうして意識するの。普通にしたらいい。精神障害者だから、知的障害児だからといって意識するから、相手も意識する。友人に接しているような態度で良いんだ。それが基本だ。俺はそうしているから、今日も多くの障害児と交わって来て楽しかった。それが結果として仕事になる。ただ、勿論仕事としての責務は意識しないと行けない。」
 「この会社の噂を、多くの周りの友人から聞かされます。みんな羨ましがっています。すごい評価を周りの人はしています。介護の管理者さんの評価もすごいし、自立支援のお局様筆頭サービス提供責任者さんの評価も物凄く高いです。友達だってまだ駆け出しなのに、すでにその方達の個人の名前を知っているのですから。だから、私も負けずに何とかして皆さんの仲間に入りたいんです。」
 「意識すると辛いからね。俺は、普段業界の人と交わる事はないから噂や評判は何も耳に入らない。ただ、一生懸命にみんなの生活を守るために頑張るだけだ。」
 「今回受けさせて貰っています認知症ケア専門士の先生は、本当に素晴らしい先生で、毎回感激して受けています。」
 「あの先生は、私が開業した頃つまり10年前に私がサービス提供責任者、あの先生がケアマネジャーとして付き合いがあった。現在は、地域包括支援センター管理者だ。そういうお付き合いをしていた先生を、ここ数年講師をお願いして講座を開設している。やっと、私がお願いできる立場になったので、お世話になっている。もっと、沢山の先生がおいでになる。」
 「どうして、そんなに沢山の講座を開設するようになったんですか。すごいですよね。」
 「そんな事はない、社員教育に必要になったから開設しているだけです。今度始まる、ケアマネジャー受験対策講座は40名の参加になって、教室が満杯になった。社員の受験対策の一環だ。そこに、外部の方を入れるだけだ。」
 時間が来て、ホテルマンが閉店を告げに来た。次の機会を持たないと悪い。


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