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トップハート物語(3286)立志伝敢闘編
17/01/25
2010年(平成22年)7月中旬。
 1999年、秋。わたしたち埼玉ポリテクセンターの介護サービス科10期生は、今私が職業訓練として指導している事と同じ内容の地域の制度調査を行った。まだ、パソコンが出始めたような時期で印刷だってカラーなど出来ないモノクロでまとめた。そんな思い出を、受講生に知られぬように思い出しながら次の4グループ目に移った。
 当社の本社がある大東市の調査だったので身近に感じていた。しかし、まとめは立派だが、発表する者がちょっとマイナスだった。プレゼンテーションのミスだ。何かを読んでいるだけで、時間が掛かり過ぎて声も小さく残念な結果に終わった。一番印象が無く、今こうして思い出しても何も浮かばない。
 次は、私の事業展開している守口市の調査だった。一生懸命にまとめてみんな交代交代に、担当した者が発表したのだが、やはり行政の対応によってまとめる出来が違っていた。介護保険関係は充分だったが、
「自立支援関係が全く応対してくれず無視されて、まとめが出来なかった。」
担当者は怒り爆発で、
 「お宅の会社の名前を出したんですが、全く無視されました。何かあるんでしょうか。」
 何も言わなかった。
もうこの市の自立支援との因縁は何年にも及ぶ。戦いは止めない。
 最後はトリにふさわしい調査内容だった。この大阪でも、抜きに出ている福祉に対する考えを実践している枚方市で
 「本当にこんなに親切な対応をしているのかと、益々この仕事に就く自信がつきました。」
 と、最初に断っていた。
 まとめ方も、内容も充実しており専門的調査の報告書のようなまとめ方だった。地域の基本的なデータは勿論、課題も勿論。加えて、施設に勤務している方の声や事業者の声などを何人も網羅し、問題点を著わしている。
加えて、新聞やニュースで問題となっている介護の手の届かない部分をいくつも提起している。また、オンブズマン制度の運営した結果や、外国人の不法滞在者に対する福祉問題まで進展させている。
 終わった。沢山の質問があり、午前中で終わる予定が午後2時半まで掛かってしまった。一つ一つのグループ毎に好評をする積りだったが、表現に差があると問題になるので多くは語らなかった。
 「本当に素晴らしい内容にまとめて頂いて、有難うございました。」
 と、頭を下げると「有難うございました」と皆さんが同じように頭を下げて、1期生とは全く異なる真面目な態度になお感心した。
 「今回の調査まとめは、どこの職業訓練校もしておりません。今学んでいる内容が、実践した時にどのような運営をされているのか行政が主体ですので十分分かったと思います。その事は、このような調査票をまとめられたという形のもの以上に、皆さんの心の中に芽生えたものがあったと思います。それを糧として、これからもこの福祉や介護を職業として生きて行ってくれればありがたい。」
 再び、有難うございましたとお互いに声を出した。
 残り、1時間はNPO設立の実践教育をしているこれも最終回となった。当社の、申請書のコピーを渡して仕上げをして貰った。まだ、みんながこのような立ち上げを模索している訳でもないので真剣さに無理があるが、それでも少しの者は真剣に考えている。
その為に、時間を超えても質問をグループごとに受けた。時間がかなりオーバーした時点で事務局からストップが掛かり、中止した。まだ、ひと月半で時間はある。
授業の途中でカリキュラムを見ると、私はこのクラスでは最終担当でこれから11月までの卒業までに担当する授業の時間はない。ただ、面接を通じて就職支援の仕事があるのでそれを説明して安心して貰った。何しろ、最初の面接時間も予定よりかなり一人ひとりが長くて、半分しか終わっていない。
 4時過ぎに事務所に戻って来た。ホッとしたのか、全く仕事に対する意欲が湧かない。早く帰りたかったが、そんな思いは誰もがするので勝手には出来ない。少し仕事をして、5時半に隣なりの松原マンションにある介護と自立支援の事務所に行った。
24日のボランティアの打ち合わせだ。それが終わってから、人事の話とクレームの話をした。人事は、相当人員的にひっ迫しているのでその対応だ。新人確保を目論んで居るのだが、まだ先の話だ。
お局様筆頭サービス提供責任者の顔を見ると、頬がこけている。相当無理をしていると感じた。介護サービス提供責任者も当社に入って唯一ダイエットが成った由紀ちゃんだが、余りの痩せと顔色の悪さに心配になる。
何となく、活気が無い。どうなっているのか心配になる。健康第一に考えたいと思うが、彼女たちがその方向に納得して貰うにはどうしたらいいのだろうか。

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