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トップハート物語(3281)立志伝敢闘編
17/01/23
2010年(平成22年)7月中旬。
 いつものように、出勤した。雨続きの天気が、一転して猛暑に替わった。早朝から、キラキラ目の玉緒ちゃんが来た。まだ、7時台だが、彼女は本当に早くから出勤して来る。すぐに仕事に出て、先日我慢しきれず注意した早くは出てくるが何で出て来るのか分からないうえに、早朝出勤の時間外手当を申請している社員とは大違いだ。
 「お聞きしたいのですが、登録ヘルパーさんから質問があったんですが、彼女たちの移動などの際の保険はどうなっているのでしょうか。」
 「入っていますよ。会社として入っていますよ。」
 「先日の、移動の際に事故の被害にあった彼女の事があって、みんなから質問がありました。もし、入っていなければどうやって保険に入ったらいいんでしょうか、と質問がありました。」
 「入っているけど、公表はしていない。前に公表をしていたが、それを悪用したヘルパーさんが居た。当社の他にも登録をして仕事をしていてその時に起きた事故なのに、当社の仕事で起きたと申告して私の印鑑を押してくれと言って来た。丁度その時に、私が介護事務所に居てその様子を聞いていた。私が社長だという事を知らずに訴えていたのだが、そのシフトを見ると当社の業務はない日の事故だった。二度と来なかったが、そんな事をいちいち気に掛けて運用は出来ないので、公表せずに管理者の申告に委ねて判断する事にした。最近でも、大東本社の何人かはその対象になってちゃんと障害保険を活用している。」
 「そうすると、先日の彼女の事故は対象になるんでしょうか。」
 「いいか、彼女は、私が何度言っても所得の申告をしない。当社だけで300万円以上の所得を登録ヘルパーとして得ている。それを、お局様筆頭サービス提供責任者などが一番信頼を置けると言って使い続ける。確定申告をした証拠を出せと言っても、なんだかんだと言って出さない。そのうえ、他のお局様筆頭サービス提供責任者が移動介護研修の助手として使用して、その支払いは10%の源泉をして支払っている。その源泉した税金を取り戻すために確定申告はしている。そんな奴に、何で会社が独自で負担している保険を使用しないと行けないのか。その事故の当事者が、保険を使って補償してくれる筈だ。必要があったら、その税金をごまかしている金額で自分で保険に入ればいい。」
 いつになく、私は興奮してしまった自分を感じて急に冷静さを取り戻したので、彼女も驚いた。
 「ところで、職業訓練卒業生の新人の方はいつ入って来るんですか。早く来て欲しいのですが。」
 そんな事を前々から言っていた。
 それでも、誰か入れようと思ったが、実習に関わった彼女たちが
「まともな人がいない。」
と言って私の提案を断ったのだ。
それが、登録で主力となっている5人が、私の遵守精神に殉ずる為に103万円の扶養範囲で仕事をする事になった。その彼女たちの仕事ぶりは最高で、外すに外せない。7月までで、既に80万円を軒並み超えてしまったのだ。あと、2か月は持たない。
管理が杜撰だと先日言ったら、キラキラ目の玉緒ちゃんが涙を流した場面だ。何を考えているのか、毎月の支払金額を聞いて来て管理しているのかと思ったら、そうではなかった。ただ金額を積み上げているだけで、管理だと思っている。何故なら、今月が今年一番多い金額を支払っているのだから。
 続いて、嘘つきせんと君が来た。高学歴社員が作成したある業務のコンサルタント契約書案を持って来た。高学歴社員は、彼をいいように使っている。その持って来た原案の全くなっていない、常識で判断できる部分を指摘して
 「これは常識だから、誰でもわかるだろう。君だって分かるだろう。」
 そう問い掛けても、返事が無い。
強く言うと、気付いたように曖昧な返事になる。
 「お前、人の話を聞いていないな。ふざけるな。とにかくお前はうちには無理だ。」
 慌てて、確認しますと言っているのだが、私は
 「常識でも分かる事を言っているのだから君もそう思うだろう。」
 と、聞いているのだ。そうですねと言えば済むものを、
 「高学歴に聞いてみます。」
 そう返事をするものだから、益々怒りがこみ上げて来る。
 しかし、ここでまた急に止めた。
 「御苦労さま、もう帰ってくれないか。」
 そう言って、帰らせた。気が乗らない。
 時計を見ると、10時過ぎている。仕事をしようと思っても、気が乗らない。ホームページのスタッフブログを見たり、写真なんかを掲示したり。インターネットを利用して、色んなサイトを開けて見る。

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