お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3280)立志伝敢闘編
17/01/22
2010年(平成22年)7月中旬。
結局、祇園祭を見る積りで出掛けたのだが触れもしなかった。初めて知ったのだが、祇園祭は7月1日から31日までやっているのだと。その間のハイライトは、山鉾巡行で前夜祭も華やかだと。
後のお祭りもあるのだったのだが、そこには間に合いそうだった。しかし、疲れてしまって動けず仕舞い。まさか、山鉾巡行が午前中にほぼ終わるとは知らなかった。それこそ、『あとの祭り』だった。
6時に起きて、いつもよりゆっくりして7時にお茶を沸かして昨日買い込んだおにぎり3個セットを口にした。
 どこに行こうかを考えたが、なかなか浮かばないまま京都駅前新阪急ホテルを出た。歩いて寺々を回って、南禅寺に向かうと決めて外に出たが余りの強い日差しに、予定を変更。何しろ、昨年夏に熱中症に掛かった記憶が無理をさせない決心をさせた。
余り人が多いのは自分の性格に合わないので、公共交通機関は利用しない積りだった。しかし、外に出てその気持ちはすっかり変わった。余りの暑さに、すぐに地下にもぐり地下鉄1日乗車券を購入した。
そのまま、蹴上駅に向かった。下りて、南禅寺に。広い敷地を歩きながら、初めてあの三門に登る。
 街中は、多くの高い木立に遮られてよく見えなかった。石川五右衛門が登って、
「絶景かな、絶景かな」
とうなった時から既に数百年。
周りの松の木が、三門より高くなってしまった。永観堂・禅林寺の多宝塔が見える。そこを目指して歩こうと思ったが、丁度12時を回ったところだった。当然ここに来たら、湯豆腐料理を食べようと南禅寺近くの「順正」に入った。
すごい人出で満席で、待つ事になった。湯とうふ会席とゆば会席があり、ゆばは日光で美味しいのを頂いた記憶があるので、やはり最初から決めた湯とうふ会席にした。
昼は5000円だった。
 「食べるのに1時間半程度のコースです。」
と言っていたたが、本当にそのくらい掛かってしまった。
美味しいというのではなく、目で楽しむのが第一目的のようなもので、次に素材の味を楽しむというものだった。5000円も出して味わうものではない。メインは湯とうふなのだが、5切れ桶に入って来ただけで、この程度のものは数百円のお金を出せば当然どこにでもある。
その前後に出て来る食材が美味しいと思った。庭も綺麗で、記念に如何にも京都らしい言葉遣いの会計の帳場に居た男性に携帯電話で写真を写して貰った。
 2時過ぎに、店を出て永観堂に向かった。暑いけど、雲も黒く厚く天を覆っている。歩き始めたが、やはり最近歩いていないので疲れがひどく歩が進まない。やっと辿りついて、600円の入館料を支払って庭に入った。
秋のモミジが綺麗だと聞いていたが、夏なので残念ながら青々とした緑だった。多宝塔に登った。かなり疲れたが、見渡す限り京都の町が見えた。汗が噴き出して止まらない。なるだけ水分を摂る積りだが、どうしても口に入らない。
≪哲学の道≫を通って銀閣寺を見学して戻ろうと思っていた。哲学の道も、以前春に来た時には桜が見事であきもせずに疲れも感じず全行程を巡ったのだが、この日は今までの雨模様から一転して、暑い日差しに襲われた。
 我慢しきれず、途中の喫茶店に入った。「小径」という名だったが、芸能人が多数来ていて店主とのツーショットの写真と色紙が沢山飾られていた。
暑いので、メニューを見て
 「抹茶アイスを」
 と、頼んだ。
 「氷」の垂れ幕と、メニューもそのような一群の中にあったので、当然かき氷の上にアイスクリームと抹茶が掛かっているものと思って早く来ないかと待っていた。そこにやっと運ばれていたのは、真にアイスクリームの上に抹茶が掛けてあるだけで、氷の欠片もない。
残念と思ったが、もう一つはいくら暑くても、腹には入らない。店内で地図を見て再び歩く気力が無くなった。何故なら、まだ4分の1も歩いていないのだ。これから何倍も歩いて銀閣寺に向かう気力も考えも無くなった。
 ≪哲学の道≫をそれて、車が走っている広い通りを目指して歩いた。こんな人通りの少ない道にタクシーなんて来るものかと諦めていたが、何台も見かける車はみんなタクシーで、そのほとんどは人が乗っていない。
すぐに空車が捕まった。駅までの道のりを、京都の色んなお祭りや行事やいわれなどを聞いて過ごした。やはり、最近の観光客は中国人が多くを占めているという。
 始発の特急電車に乗ったので、座る事が出来た。帰りの駅駅では、沢山の乗車する客が居て、座れて良かったと思いいつの間にか眠ってしまった。眠ってしまったので、到着は早かったが、そこからまだ時間が掛かる。乗り換えを2回して、やっと私が住む大日に戻って来た。
ホッとするが、多くの人出の事務所近くのショッピングセンターを横切る時には、益々疲れを感じた。店内でおはぎと黒豆まんじゅうを買って戻る。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報