お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3276)立志伝敢闘編
17/01/20
2010年(平成22年)7月中旬。
 先日、同じように要介護度が下がった利用者家族が、
「佐藤さんが認定調査をしたから下がった。」
と、私に文句を言って来た。
区分変更申請をすると、要支援1が要介護1になった。何も変わっていないし、一人で毎日自転車に乗って病院に行くのに。
その方の、認定調査が再び来た。
「私はその方の認定調査はしませんので。」
と断って認定調査票を市役所に返した。
そうしたら、また送って来た。新人ケアマネジャー宏美さんに、断りをするように市役所に行かせた。
 新規のアセスメントがあるので、話が長い利用者の言葉を遮って家を出る為に、立ち上がった。いつものモニタリング時のように、
「これは美味しいから持って行って下さい。」
御菓子類を差しだした。
いつも断って、絶対に受け取らない。この人間は危険人物なのだ。それに甘えたヘルパーさんが、数か月貰い続けてある時突然、訪問介護事業所にクレームがあった。
 「持って行けと言っても、少しくらい遠慮するのが当り前じゃないですか。一体ヘルパーさんにどんな教育をしているんですか。お金も渡している。断るのが当り前じゃないですか。」
 そう言って来たそうだ。
ヘルパーさんは、退職を余儀なくされた。
 急いで、アセスメントをする新規利用者宅に行った。約束時間より少し遅れて到着して、ブザーを鳴らした。出てこない。再び鳴らす。誰も出てこない。携帯電話番号を聞いているという、今日同席する娘さんに連絡をさせた。3時半だと思っていたという返事だったようだ。そういえば、同じく待ち合わせしている地域包括支援センターのケアマネジャーも来ていない。どうやら新人ケアマネジャーの時間の聞き違いだったようだ。それでも、あまりうるさくブザーを鳴らすものだから利用者が不自由な体で出て来て鍵を開けてくれた。
 仕方が無いので、基本情報だけでも取っておくように新人ケアマネジャーに指示した。暫くして、包括支援センターのケアマネジャーが来た。
 「転倒をして、圧迫骨折をされています。申請は昨日行いました。要支援か要介護か判断がつかないのですが、要介護1くらいは出ると思っています。サービスの要望は、お風呂に行けなくなり長いので週2回くらいでデイサービスと、その送り出しで訪問介護。通院介助もお願いします。」
 そんな話をしていると、娘さんが飛んで来た。
 別居しており、自分の住まいの近所のデイサービスを利用させたいという。送り出しや通院介助を確認すると、自分で出来るので要らないという。利用者は認知症があるようで、自分で判断する能力も期待できないようなのだが、家族の強い拒否に合っているので、地域包括支援センターのケアマネジャーの顔が無い。その場で、そのデイサービスの対応を確認してお試しの日を決めようとしたが、娘が仕事の休みが取れないので立ち会えないという。
 「その日だけ、訪問介護をつけてサポートしましょうか。」
 「いえ、結構です。私が休みます。」
 そのように、どうして頭ごなしに訪問介護を拒否するのか分からない。
 1時間程して、今度は先日から新規で始まった末期利用者の急変に対応するために区分変更申請の書類にサインを貰いに行った。わたしは顔を出さなかったが、
 「かなりひどい腫れです。腕は何倍も膨らんで、頬も後頭部からの腫れがひどくなってしまって、顔立ちが違って来ています。」
 「手の施しようが無いとはいえ、本当にかわいそうだな。トイレ改修など早くするように。」
 そう言って、最低限の仕事の部分だけにしてその方の話題にはことさら触れないようにした。
 24日の、障害者団体の全国大会ボランティアが終わってから、当社独自で御苦労さん会をするので店に行って、下打ち合わせをした。合計31名になる。2時間の予定を貰ったのだが、時間が少ないので近所にある私が利用するホテルのカラオケルームを2次会で予約した。
 やっと外での仕事が終わって、事務所に戻って来た。
 戻って来ても、腹の虫が納まらない事があった。研修センターの高学歴社員から電話があった。
 「講師の間山さんから電話があって、未だに講師料が振り込まれていないがどうなっているのかと苦情がありました。」
 「そんな奴、断って仕舞えと言っているじゃないか。使うなと言っているのに名で使うんだ。未だに振り込まれていないとはどういう意味だ。昨日お宅が振り込み計算書をファックスで送って来たんじゃないのか。今日、未だに振り込まれていないとはどういう事だ。契約書はどうなっているんだ。そのような講師を使うなと何度も言っているのに、どうして使うのか。二度と使うな。」 


一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報