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トップハート物語(3275)立志伝敢闘編
17/01/20
2010年(平成22年)7月中旬。
 3日間、朝から夕方まで職業訓練講師とキャリアコンサルタント業務をしていたが、この日はいつもの仕事に戻った。朝はいつものように社内事務処理をしていると、いつもより早く新人ケアマネジャー宏美さんが来た。
沢山の新規や意見書の必要な住宅改修などが続いていて、
「出来た書類に自信が無いので見てくれませんか。」
と持って来たのだ。
在宅酸素利用者が、体力が持たなくなり、
「トイレが和式なので何とかしてくれませんか。」
というので、市との相談の結果簡易式の洋式に変更する事になった。
同時進行のように、末期の方のトイレが厳しくなって同じような形式で早急に処理する事になった。その方は、みなし2号で処理が一般的ではない。特に、新しく代わったケアマネジャー宏美さんに対して
「市職員の対応が横柄で不愉快です。」
と怒っていた。
 「俺だったら、その場でお宅の対応はそんなものか。議員の立ち合って貰おうか。そう言ってやる。女性で、しかも新人だから少しは我慢しないと行けないかな。それも勉強だ。段々と対応が出来るようになるから。」
 前者も生活保護受給者で取り扱いが、普通の方法ではない。
 また、新規の多くは要支援で、その支援計画をどう書いたらいいのかを聞いて来る。今日の3時からのアセスメントは、
「新規申請したばかりで緊急性を要します。」
と暫定で地域包括支援センターから依頼があった。
その事を話していると、NPO事務局を命じた担当者慶子さんが来た。彼女は、仕事のあらゆるものに精通しようと頑張っているのだが、能力のあることはどんな仕事でもこなすので引っ張りだこだ。
私が彼女を独占しては会社全体の業務が衰退するので、出来るだけ現場を離れないようにして、空いた時間で当事務所に来るようにとの考えだったが、そうは問屋は卸さなかった。未だに、基本的な話が出来ないのだ。
 その彼女と同じ国の方が今回スタートした職業訓練にいて、同国の集まる集団の世話人が来ている。その世話人と、面談などを通じて彼女が設立しているNPO法人と交流を図る事になった。
そのNPO法人を当社の慶子さんに紹介した。
 「親はⅡ世で、祖父祖母がⅠ世で、私はⅢ世でほとんど言葉が話せません。だから、Ⅰ世を集めているこの集団には親も参加出来ません。」
 「何か聞くと、寄付を集めて運営しているというし最近は集まらなくなったなどと言っている。だから、少なくても、運営費や人件費は自分達で稼ぐようにと言っている。その為に、内は力を貸すしお互い行き来をしようと話し合っている。とっかかりとして、今回の社会資源の見学に職業訓練の受講生を入れようとしている。受け入れてくれれば、ちゃんとその料金を出すから。」
 そんな話をした。
そして、
 「NPO法人の仕事の第一弾として、あなたにこの仕事に関わって貰うので。時間があったら、見学でもしに行って。」
 そう言って、彼女は引き受けた。
 その彼女が、何かいつものと雰囲気が違い上気していたので
 「どうした、何かいつもと違っているんじゃないか。」
 「実は、健康診断で尿に血が混じっていると言ったじゃないですか。その精密検査の結果、腎臓かららしいのです。」
 「それじゃ、石じゃないのか。腎臓結石だな。」
 「前も、それがあったのできっとそうです。その上、胃にポリープがあるようで。まだ、悪性ではないのですが。」
 「大丈夫か、忙しいからな。食事などに気をつけて、必要があれば治療はするようにな。まさか、手術まで行かないだろうが。」
 そんな事を言い、彼女は部屋を後にしてケアに走って行った。
 残った、新人ケアマネジャー宏美さんと打ち合わせをしていると、今日打ち合わせの予定のホームページ制作者が2人来た。
新たに始める、NPO法人のサイト、人材紹介業のサイト制作の打ち合わせだ。30分程度で話が終わったが、それからの話が四方山話が長かった。気付いたら12時半になっていて、慌てて部屋に戻って昼食を摂った。
 1時20分に待ち合わせて、認定調査に向かった。自立に近いので簡単に終わって、市役所に。新規処理を終えて再び認定調査に。退院して間もないが、以前より返って良くなり困ってしまった。
本人は、病気をしたので介護度が上がる積りでいるのだが、
「1次判定ではそうはいかない。」
と話をした。
しかし、話が止まらない利用者で全く認定調査が進まず、また懸念している要支援になる可能性がある事も説明したが、返事をするだけですぐに自分の話ばかりするので、困ってしまった。
以前、要支援で出た事があり私は全く調査にも携わっていなかったのだが、
 「あのケアマネジャーがいながら要支援になった。」
 と、口外していた。

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