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トップハート物語(3256)立志伝敢闘編
17/01/08
2010年(平成22年)7月上旬。
概ね、ケアマネジャー業務は新人宏美さんに移管出来て来た。ほとんど、居宅介護支援事業所に顔を出す事が無くなった。新たな事務所には、次々と社員が来る。相談やら、代表者印を貰う事や打ち合わせなどだ。
NPOの事務局を兼任でお願いする慶子さんが朝一番に来た。彼女は、これまで特別な研修会を運営する事が多かったがその手腕を今度NPO法人業務に振り分けて貰おうとしているのだが、どうしても本業のケアに手が取られて動けない。
どんな仕事をしても出来る者はどんな仕事も出来るのだ。どんな仕事を頼んでも出来ない者はどんな仕事も出来ない事を嫌というほど知った。
「あれもこれも出来ない。」
と、言う者に限ってあれもこれもどころか、何一つ出来ないのだ。
 これからの打ち合わせも出来ていないのだ。その事を謝って来て、
「今度受験するケアマネジャーの実務経験の証明をして欲しい。」
と用紙を持って来た。
彼女は本当に運のいい人間で、試験日の10月24日前日の23日で丁度5年目なのだ。その彼女と打ち合わせをしていると、新人ケアマネジャー宏美さんが来た。いつもの時間より、30分も早い。
いつも、子供の保育園送りがあり来るのが9時過ぎになる事もあるのだが、最近はケアマネジャーとなった事で9時前に来ていた。来られるなら来て欲しかったケア時代。彼女は、子沢山という家庭環境から勤務時間の少ない分を大目に見ていた。
しかし、他の社員からブーイングが出ていたと、つい最近知ったのだ。負担を他の社員に掛けて、処遇改善が始まるまで他の者と変わりない待遇だった。
 その次に来たのは、介護サービス提供責任者で、
「会社独自のモニタリングとアセスメント資料をこの様式で良いのか。」
との打ち合わせ。
そのあと、自立支援サービス提供責任者が、支援相談員の研修を受講したい者が4人居ると5年の障害者支援に携わった実務経験の証明を求めて来た。新事務所の同じフロアに越して来た特別養護老人ホーム職員が、当社に在籍していた時の実務経験証明を求めて来た。
ケアマネジャー受験するという事だった。大東の居宅介護支援事業所のケアマネジャー菊ちゃんが、
 「介護福祉士受験をしたいので、実技試験免除の技術講習をお宅でやっていないか、と聞いて来ました。していないというと、どこか技術講習をしている学校を紹介してくれませんか、そう聞いて来ました。」
と、連絡があった。
 「当社はしていないが、6万円程度支払って時間を30時間も拘束されて、無駄な事をするより当社の実技試験対策を受けた方が有効で、昨年も30人も受講して全員合格だと言って、当社の受験対策講座を受講して下さい、と勧めなさい。」
 と返事した。
 「今度職業訓練の2級を開講する事業所から、講師の紹介をしてくれと相談を受けています。」
 というのが以前からあり、何の打ち合わせも無く名簿をくれとか7月までに申請書を出さないと行けないとか、電話だけで何の挨拶も無く勝手に進めて、訳の分からない会社からの申し入れに、担当を指定した。
その担当者に
 「あくまでも、講師の紹介だけで他の事は一切しないと言って下さい。実習施設などの紹介はしないと、はっきり言って下さい。」
 そう言い置いた。
 そんな事が一段落した、10時過ぎにパソコン修理を依頼していた業者が来た。彼は、専門的にはコピーなどの販売業者なのだが、パソコンに精通している。その彼は、若いがこの地域では珍しい誠実な人間で、オートビジュアル関係は彼に全部任せている。
コピー機からファックス、電話や配線関係や修理まで当社の全てに亘って管理して貰っている。不具合のあったメール受信がどうしても出来なくて、1時間に亘っての格闘の末に受診する事が出来た。それでも、何で受診せずにいたのか分からないのだ。
 嘘つきせんと君が報告に来た。実は障害者の彼女がニコチン中毒と思われるくらい、タバコが手から離れない。1時間と我慢していられないのだ。その彼女から、ネットショップを通じて電子タバコの注文を受けた。指定した日に収めた。その納品に行った日に、実際使用してみて大丈夫だった。ところが、数日後、
 「煙が出ないとの苦情がありました。」
 と、他の社員に電話があった。
 いつも電話は私に直接来るのだが、何となくおかしいと思っていた。何もせずにいると、夜私に彼女から電話があり、
 「煙が出ないんです。」
 「カートリッジを取り換えた?」
 「ちゃんと取り替えても駄目なんです。もし、このままだったら代金はどうなりますか。」
 「勿論、頂かなくて良いですよ。」
 「くれますか。」
 「・・・・・・」

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