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トップハート物語(3238)立志伝敢闘編
16/12/22
2010(平成22年)7月上旬。
 私の今までのケアマネジャー管理者兼任の業務は、ほとんど新人ケアマネジャー宏美さんに任せた。7月1日からは、非常勤ケアマネジャーになり居宅介護支援事業所の部屋を訪問する事はほとんど無くなった。
それでも、認定調査やまだ移行できない事例などを抱えてはいる。大幅に居宅介護支援としての仕事は無くなったのは確かだ。それでも、忙しい。早朝から、いつものように仕事をしているのは確かだ。
この日、午前中は認定調査を行った3人のデータをまとめていた。私は現場で調査した事をメモに取って置き、以前の調査内容と異なっていないかあるとすれば何故か、医師の意見書との整合性を図る為に前回と心身状態に大きな変化の無い人については、それを参考にする場合もある。
つまり、私の認定調査段階と医師の意見書が大幅に異なっている場合があるのだ。以前、私の前では寝たきりで布団から出て来なくてあれこれと理由を言うが、医師意見書が重要視されたのか要介護1になった時が有った。
家族や自身の言葉を信用した私の能力不足だったのだ。あとから確認すると、親族と毎日買い物に行っていたという。
 それから慎重に成るようになり、サービス事業所などから出来るだけの情報を得て、清書するようにしている。だから、纏める時間が遅い。朝始業時間前に、保険会社から連絡が来た。
私が提案した、職業訓練生向けのプランが本社を通して決まったという。そのプランをファックスで送って来た。案じたいは、今までの独占している会社より3割安い。それをもとに、全国の民間の実行している会社にそのプランの採用をお願いしようと思っている。
そのデータなり営業を当NPOにさせて貰って、契約に応じて手数料を頂く魂胆だ。私も、今度はNPOの理事長として少しは収益にどん欲に成らないと行けない。その間、
 「自立支援を行っている方の親族が末期で入院しているので、自費で病院内での洗濯などお願い出来ませんか。」
 と、聞いて来た。
 「NPOで契約をするのであれば、可能です。勿論、訪問介護でもしているので、どちらでも。当NPOでは生活援助1時間1575円です。」
 そう言って、市の自立支援の組織の役員となっている社員に伝えた。
 その他、障害者の方のキッチンの住宅改修は市の制度で利用可能かと聞いて来たが、
 「事例があるので出来ると思うが、出来るだけ自分もしくは利用者を市の窓口に連れて行って自分の耳や目で確認をして。」
 そう助言した。
 その彼女が、突然、早朝に来たいと言ってこの朝7時前新しい事務所に来た。
 「これまで、色んな勉強の機会を佐藤さんに貰ってさせて頂きました。しかし、市の役員となって、色んな人と話し合ってみると自分の知識の無さにショックを受けました。」
 「そうだよ、うちの社員は勉強をしない。あの人から聞いたとか誰々がこう言っていたという類いで、無責任な面が有り過ぎる。」
 「そうなんです、そこでこんな研修があるので参加させて貰いたいと思います。」 
 ここまで、もしかしたら彼女は退職したいと言いだすのではないかと不安だった。
しかし、研修等言葉を聞いて安心した。
 「自立支援の相談員の研修が有り、5年以上の自立支援の経験が必要で、当社では管理者が該当します。彼女は、今まですべての期間自立支援に関わっているので、相談支援員の資格を取りたいと言っています。ケアマネジャーの試験を受けようと思っていたが、そこに切り替えると言っていました。」
 「何を言っている。支援員の資格は研修を何日間受けるだけでいいが、ケアマネジャーはそうはいかない。全く異質だし、難易度も違う。比べる事が出来ない位レベルが異なる。逃げるなと言ってくれ。介護福祉士でも、国家試験を受けないで技術講習を受けて実技試験免除なんて、俺はそういうのが大嫌いだ。正々堂々と真正面から挑戦しないと。一度決めたらその道を行く。たかが数日の研修でお茶を濁すなんて。」
 そう厳しく言った。

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