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トップハート物語(3223)立志伝敢闘編
16/12/13

2010年(平成22年)6月下旬。
 NPO総会を開いて、その結果を行政に届ける期限はもうない。慌てて、お局様筆頭サービス提供責任者に連絡した。彼女が、副理事長だからだ。会場は今日の5時、介護事務所の会議室に決まった。
11人の会員の内、半数は出席しないと行けない。やっと、6人を招集した。員外が3人居るので、社員だけだ。事業報告は、会費で行っている介護保険外の事業だけで収益は会費の235000円だけしかない。簡単に報告が終わり承認された。予定していた、事業はことごとくしなかった。時期早尚の事業がほとんどで、実働となる私の時間が取れずに対応が不可能だったのだ。  次期の事業をどうするかに議論の焦点がなされた。異論なく、介護保険外のサービスを積極的に進める事が決まった。私が営業をして、ヘルパーさんは当社の人を契約して使用する。何人かの利用者が居る事が報告されて、契約書などを作成して実施に移す事になった。
また、現在私が行っている法人関係の書類作成や、研修の講師などの経費などをNPO理事長として行い収益を確保するようにした。働いた者には、その配分を行う事とした。研修関係でも、NPOが実務を引き受けてその経費を請求する事に。
また、高齢者や障害者など旅行支援を行う事も決められた。出来れば、トラベルヘルパーの制度を導入して、認定書などの交付を経て業務に繋げようとも思っている。
 テレビでたまたま目にしたが、おとなの学校なるデイサービスが勢いを増しているという。それは、私が10年前にこの事業に足を踏み入れた時に考えた事と似ている。
私の案は実現しなかったが、内容が似ているので悔しいと思った。しかし、そんな事を思ってもなにも実現しないので、私が思っていたカリキュラムを導入して何とか実現したいと思っている。
その会場は空き具合が懸念される、研修センターだ。それも、NPOで実現したい。
 そんな内容の実現と、これからの計画を話し合った。最近特に懸念されるのが、法令遵守と色んな書類の提出作業だ。いつも、辻褄合わせだったり、同じ会社内のケアマネジャーが現在4人居るが、それぞれの見解が違っていたりする事例。
それぞれ、個々に情報を得ているだけで見解がバラバラなことが散見される。お互いが接しない事が不正の目を摘む事になるとの思いが有ったが、そうとばかりは言えなくなって来た。
その為に、コンプライアンス室の設置を、NPO内に置く事も検討された。これからは、利益に直接かかわらない事にも投資する必要がある。自分でも分からない位の社員と事業所が有り、まともに住所や電話番号も分からなくなった。それでは困るので、そのまとまりも作る必要がある。
 加えて、先日の私が参加しているゼミに厚生労働省介護保険計画課長が来て話を聞いた。介護保険の改正概要の論議が始まり次期臨時国会で24年の大方の方針が決まるようだが、その中に地域包括支援センターが要支援も要介護も継続してプランを作成するという制度改正がありそうだ。
それは、地域包括支援センターが入口から出口まで独占してしまう事を意味する。NPO総会の席上の情報交換でも、多くの事業所が廃止をしている事が市役所職員の口からも公然と言われているらしい。
その現象に拍車を掛けている。その為に、当社は何をすべきかだ。私の意見としてお局様筆頭サービス提供責任者の疑問に答える事によって、回答に変えた。
 「今回、社員の10人がケアマネジャーの試験を受けるが、みんな受かったらどうするの。みんなじゃなくても、半分でもいいけどその人たちがケアマネジャーをして、どうするの。ケアをする人が居なくなる。」
 「国の方針として、24年に向けて地域包括支援センターが川上業務を独占する事を目論んでいる。そうすると、多くのケアマネジャーが必要に成るが、現在の地域包括支援センターの数では不足する。この市だって6か所の地域包括があるが、中学校は9校ある。中学校区に1か所ずつ作る計画だ。この事務所がある中学校区にはない。大東本社のある地域にも無い。そうすると、準備をする事が無理ではない当社に置いて、チャンスとなる。これまで、人材育成に向けて教育をして来たが介護福祉士は20人以上に達した。今度はケアマネジャーだ。4人居るから、今度半数が合格すると10人に達する。主任ケアマネジャーの資格者も既に2人と、来年にはもう一人確保できそうだ。」 
 そんな思いを告げた。
 そして、二人が障害者の自立支援の支援事業所を開設する資格があるのだ。
 総会は、社員が買って来たミスタードーナッツを放ばりながら、2時間に及んだ。
 「これからは、法令で規制される業務よりも規制外の業務の方が伸びる可能性がある。いずれは、NPO法人を本体の株式会社をしのぐ組織と運営主体にしたいと思っている。」
 そう締めくくって、全く実績のない総会は大口を叩いて閉会した。

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