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トップハート物語(3208)立志伝敢闘編
16/12/05
2010年(平成22年)6月中旬。
 昼頃に、ひと段落して後片付けしていた慶子さんは今日の認知症ケア専門士受験対策講座講師と昼食に向かった。依頼している講師は、私が以前お世話になった方で、何年も経て講師をお願いする事になったのは、光栄の至りだ。
その講師に、
「礼を失しては行けない。」
と慶子さんに常に言い聞かせている。
先週までは、介護職員に対する医学の基礎をお願いしていた。毎週講師に来てくれるし、評判も良く本当に嬉しく思っている。その講師は、地域包括支援センターの管理者でもあるのだ。
何人かの社員がその講師と昼食を一緒にして貰って、色んなものを吸収するように図っている。その昼食に、彼女らは出掛けたのだ。今日の昼食の同席者は8名だという。大きな輪を作って行って、大きなものを得て欲しいと思っている。
 一旦部屋に戻った。ここ数日、鈴木先輩との付き合いが有り、食が過ぎている。そこで、部屋での食事はレタスとサニーレタスを中心に、キュウリやニンジン、先輩のお土産の蒲鉾などを添えたサラダに、魚や豆腐をプラスしたものにしている。
そのうえ、先輩が買って来た小粒のずんだ餅などが有り、みんなに配ったのだが食べないので、勿体なく私が少しずつ口にしている。それでも、いつものよりカロリーが少ないので、効果が表れて来た。
 夕方6時くらいまで仕事をした。パソコンで、帰ったら何を見ようかとテレビ番組を見た。そうすると、介護関係の不可解な集金システムを追求するような番組が有った。5時半からなので、既に過ぎているのでダメかと思いながら部屋に戻った。
早速テレビを点けたが、既に6時15分だし番組が始まって45分も過ぎているので諦めた。報道特集だから、見たかったのだが逃したと思って、食事の準備をした。作るのはサラダだけで簡単なので、部屋に戻ると目的の特集が丁度始まったところだった。
 まず、「介護サービスの情報公表制度」の問題だ。私も常に思っていたように、天下りの組織に多額の金が集金されているのが分かった。何の利用価値もない、また利用者が利用もしていない無駄な情報を得る為に業者に多額の負担を強いて、多額の調査費名目で金を集める。
その先が、どの都道府県も官僚の天下り先なのだ。テレビカメラはその調査員の調査時間を追った。1時間程度で2種類の調査をする。その調査に負担する介護業者の金額が6万円を超える。
誰が考えたのか。調査組織の責任者は1調査に7時間掛るという。そんな馬鹿な。調査を受けた誰もが疑問視している。ただ、声を上げられない。声を上げると、監査という怖いお仕置きが待っていると思われるからだ。
その調査に疑問を持っている事業者が実名で何事業所か出ていた。勇気ある者として称賛する。ただ、それを継続するかだ。単なる、視聴率稼ぎの報道では、その告発している業者が浮かばれない。何とかみんなで、これを無くす事は出来ないのだろうか。いま、まさに無駄をなくす、官僚の天下りを無くすと言っている時に、今を置いて撲滅する機会はない。
 来週を目処に、纏める必要のある書類は幾つかある。まず、書面監査のまとめを提出する。次に、今月中に決算総会を開催する為に纏めないと行けないのは、特定非営利活動法人の書類だ。
これも、行政への報告が必要だ。また、23日には社員全員揃った記念撮影と打ち上げがある。また、同じ日に、職業訓練の実施調査がある。それらの書類を少しずつ作成しているので今月は帰省が出来ない。
困ったのが、新たな事務所を借りるのに契約書を作成して先月帰省した際に、私の保証人としての個人の印鑑証明の印を押したのだが、割印を押すのを忘れた。その為に、今週帰る積りだったのだが出来なくなった。仕方が無いので、書留で送る事にした。
 夜に、テレビを見ていると電話が有った。お局様筆頭サービス提供責任者だ。時計を見ると8時を回っていた。
 「Yさんが、倒れていて救急車で救急搬送しました。主治医の総合病院に運んで貰います。」
 直ぐに出る準備をした。ただ、私は運転が出来ないので、新たな事務所の準備をしている事務管理者智子さんに連絡した。10分後に出発。何度か様子を聞こうとして、お局様筆頭サービス提供責任者に連絡したが通じない。病院内だろうと、向かった。やっと連絡が来た。
 「ヘルパーさんが訪問したんですが、マンションの鍵が掛っていて入れないというので、私が合鍵を持っているので向かい、入りました。意識はありましたが倒れていたので、救急搬送しました。当直医が、利用者が掛っている脳神経外科や整形外科ではないので、はっきりした診断は出来なかったのですが、脳には異常はないとの事でした。大腿骨と背中が痛いと叫んでしました。もしかしたら、手術になる可能性が有り、その判断は月曜日になる予定です。現在は、独居では危険という事で普通の病室でお休みになりました。今直ぐどうという事はありません。意識もしっかりしています。」

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