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トップハート物語(3196)立志伝敢闘編
16/11/29
2010年(平成22年)6月中旬。
また、ホームページに対しても、問題が出て来た。新たな事業者に240万円で制作して貰ったが、ベースが前に150万円で制作したものを利用したので、高いとは思っていた。
「今度、追加で一般の人が参加出来る掲示板なるものをお願いする事に成る。」
と話をした。
早速、見積もりを持って来た。最初は53万円だった。あれこれと、追加の話をしたがモバイル対応で80万円の見積もりを持って来た。そのような、一つのコーナーを作成するだけで80万円もするのだろうかと、疑問を持ち始めた。最初から、大勢いの人に
 「騙されている。そんなに掛る訳が無い。目を覚ましたら。」
 そう言われても、
 「それだったら、幾らなら適正なの。作ってよ、ケチばかり付けないで。」
 そう言って、反論していたが、この見積もりで疑問が湧いて来た。
当分、追加作業は中止とする。
 夜、5時半から大東本社メンバーと夕食をともにしながら話し合った。管理者予定の男性社員が、管理者に成る事に不安を感じて退職を申し出ている。その対策を話し合う為だ。5人の社員が、まず会議の場所となった美味しいかつ屋さんで、まずカツを食べることから始まった。
幾ら美味しいとはいえ、かつ屋で会議というのも珍しい。油が後に残らず、柔らかい美味しい大きなかつが食べられる。それぞれ思い思い、美味しそうなカツを注文してダべりング。この時点では和気あいあいで、冗談を言い合っていたが一転して暗い話題になった。
 何しろ、無口で何をしているのか分からず、報告も相談も何もない珍しい若い男性だ。その者が、言葉に出さないが突然
「辞める。」
と言い出したようだ。
私にも、最初は
「担当している研修の職業訓練の問題の責任を取って。」
と言っていたが、ひと月くらい前になって
「管理者の器ではないので辞める。」
と言い出したのだ。
その前に、内示をした時点で勝手に管理者の名刺を作成してしまった。考えられない。自分で管理者を付けた自分の名刺を発注して作ってしまったのだ。呼び寄せてその理由を尋ねると、
 「それが有れば、営業が出来ます。」
 それまで彼はサービス提供責任者で、いつでも営業は出来たのに何かを思い込んでいたのだ。それから、頑なな態度は変わらずその方向に進んでいるので、もうこれ以上中途半端な態度では難しいと判断した私だ。
 「本当に辞めるんですか。」
 「おれは、最近は聞いていないので、職場ではどんな状態になっているんだ。」
 「このままずるずると居たんでは申し訳ないので、7月一杯で退職したいと言って居ます。どんな仕事に成っているのか、仕事自体も分からない。研修関係についても、1日中電話を掛けっ放しでそんなに仕事があるのかという位に研修の電話をしています。あとは、担当している支援関係の仕事ですが、全くいつ発生していつから始まるのかも知らない。自分で入ってしまっているし、ケア内容も知らない。どんな状態で引き継ぎされるのかも言わないから知らないんです。」
 「困った奴だな。俺に対しても、大事な事は何も言わない。何も言わないから、流れも進行状況も問題点も分からない。突然、問題が噴出して来る。返って彼が辞める事によって、結果は良い方に行くと思う。それは、俺だけの考えかも知れないが。」
 「問題は加算の問題です。やはり、4人の社員でやっていたものを3人で業務を分担するという事と、有資格者が一人抜けるという事はその負担がケアに置いても掛って来るという事です。我々が、より多くのケアに入らないとクリア出来なくなるという事が問題です。」
 「サービス提供責任者に選任せず、有資格者をケアに入れる事にしたら出来るだろう。」
 「サービス提供責任者の仕事を4人だったのが3人で分担する事は大変です。」
 「それじゃ、サービス提供責任者の固定的な仕事を除いたものを新たに採用する者にさせたらどうか。」
 「シフトとか実績とかも、いちいち教えるのに時間が掛ので、加算を返上させて貰えばあり難いのです。」
 「それは、自分達だけでなくヘルパーさんの加算も無くなるという事だから、それを納得して貰えば良いですよ。」
 多分、この頭のキレる管理者は何か思惑が有って、そのような事業所に不利な提案をしているのだ。
 2時間という時間を限定した話し合いだった。それは仕方が無い。子供さんが待っている。何と、二人がシングルマザーだ。
 結論は、ある一人の登録ヘルパーさんを指名して常勤とする事を条件に打診する事になった。帰り途、その指名した彼女が所属している管理者に現在の彼女の家庭状況を聞いた。昼間は、常勤で運送会社に勤務して責任ある仕事を担って居るという。一瞬の、期待で終わった。継続して打開する事となる。

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