お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(3190)立志伝敢闘編
16/11/26
2010年(平成22年)6月中旬。
 とにかく、この高学歴の社長業失格の男は、最近は慣れて来たのか高飛車にモノを言ったり、自分がしていないのに他人の遣り方などにケチをつけたり、言い回しが不快に成ると利用者からも社員からもクレームがある。
一度、強く注意した。
 「余り不快な言い方を止めて下さね。話を勝手に作って、偉そうなことを言ったりしないで下さい。まず、自分でやってみて下さい。それで分かるでしょう。自分が何もできないという事を。」
 そんな事もあった。
 「今月は、新たな職業訓練生と卒業する訓練生が居てある程度は仕事が有るでしょう。来月からどうする積りですか。何も無いですよ。自分で仕事を作り出さないと。与えられた仕事は勝手に断るは、必要のない資料を作って残業を繰り返すはでは、どうしようもないじゃないですか。」
 「それじゃ、月曜日に行くハローワークの仕事は他の方に頼んでいいですか。」
 彼は、月曜日は休みだった筈だ。
また、勝手に仕事作っていたのか。出なければならないように、勝手に仕事をコントロールして今度は休日出勤をしようとしていたのだ。本当に悪知恵が働く奴だ。
 「もう一人の男性も仕事が無いんだから、お互いに協力し合って仕事の分担をして下さい。この前も、そのようにしたじゃないですか。お互いがダブって出勤しないようにと、指示して3人で調整をしたじゃないですか。」
 本当に、不快に成って来た。
しかし、我慢して、言葉を選んで冷静に話をした。
 「もう普通で行けば、役職の付いている地位にある年齢です。ついこの間まで、人材紹介の自営業をしていた筈です。それなら、どうしたら収益を上げられるか分かると思います。経費を節減するのか、収益を上げるのか。あなたの当社での考えなら、収益を上げずに経費を使う事に一生懸命に成っている。自分の金のことしか考えていない。それは長く続かない。どうして、自分の力で自分の給与を得るという考えにならないんですか。そんな事当たり前でしょう。これから、何もする事が無いなら、人材紹介の仕事やネットショップやNPOの介護保険外の収益活動をして貰います。」
 「現在の、研修管理の他に人材紹介業などの仕事もするんですね。」
 「決めている訳ではない。何も無いならと言って居るでしょう。何かあるなら言って来て下さい。半年で更新の話し合いをします。採用の時点で、『こんな低い給与なら困る』と言っていましたが、何を自分が収益を上げたか述べて要求して下さいね。自分が想像した収益事業は何かを考えて下さい。いま、遣っているあなたの仕事はみんながケアの時間の合間を使って生み出した仕事です。その名簿を作ったり簡単な事務処理をしているだけです。」
 そこまで言って分かるだろうか。
 それとも、遣って行けないと辞めるだろうか。話をしていて、僅かにそんな感じがした。自分の力を過信して、学歴社会のあだ花か。それにしても、確かに優秀な大学を出ているが間違いだらけの事務資料を作って、チェックもさせないで表に出て、困った事も何度かある。私のように、商業高校しか出て居ない者は馬鹿に見えるのだろう。
 やっと、お局様筆頭サービス提供責任者が帰って来た。早速、5匹のビンチョウマグロをさばき始めた。先日の、メジマグロやいさきは彼女が他人の言葉を無視して、どんどん刺身にした為に希望者5人が分け前に預からなかった。
今回は、さばき始める時に
 「希望者が17人居るので、その者にはちゃんと渡るようにお願いします。」
 「大東本社の人間は休みでしょう。」
 「いや、ブログを通じて全員希望がある。それと、居宅のケアマネジャー、事務管理者など、出勤して居ない者にも分けて下さい。」
 不承不承納得して始めた。
 最初のひと切れを食べた。美味しかった。本当に美味しくて、何度も口に運んだ。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報