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トップハート物語(3181)立志伝敢闘編
16/11/21
2010年(平成22年)6月初旬。
 もう一人の生徒は、IT関係の仕事をしていて病気になり、リタイヤ。この教室の生徒になった。最初から、希望は施設一本やり。その施設も、高齢者施設ではなく障害者施設。その考えは、何度聞いても変わらない。会うたびに、どうだと聞く。いわゆる、決心したのかと聞いているのだ。
 「今日は、就職情報を持って来たので、一度面接を受けて見るか。」
 そう言って、求人情報を示した。
あれこれと、興味深そうに見ていた。もう彼は、施設実習も訪問介護の同行訪問も終わったのだ。一通り見たが、黙って返して寄越した。
 「どうだ。」
 「いや、まだ考え中です。」
 「親元から通っているのか。」
 「そうです。」
 「それで、給与にはこだわらないと言っていたのか。」
 「まあ、そうなんですが。今までの仕事は、給与は良かったんですが全く自分の時間も無くて、体を壊したんです。全く違う世界に入りたかったんです。だから、給与はどうでもいいんです。」
 「実は、俺の息子もその方面で仕事をしている。しかし、見ていると、楽しそうにしている。辛いという顔を見た事が無いし話しもそんな事は言わない。つまり、趣味の世界に入っているのかもしれない。介護だって同じかも知れない。辛いとか嫌だとか思ったら、終わりになるだろう。そんな後ろ向きの考えで仕事をしていたら何かトラブルが起こると思う。単なる、他の仕事が嫌だからという理由でこの世界に入って来て、どうだ。実習を受けてどう思った。」
 「どうって、別に大変だとは思わない。もっと仕事をしたいと思ったので、大丈夫です。」
 「それだったら、早く決めて落ち着いたらどうだ。」
 「そうなんですが、まだちょっと考えてみます。」
 「何を考えるのか分からないが、無理強いして直ぐに辞めても困るし。何か決まれば、ちゃんといくつか紹介は出来るが、紹介しても直ぐに辞めるんでは俺も困る。高齢者じゃないけれど、何度ショートステイや老人保健施設、有料老人ホームを要請されて紹介したか。契約まで行って、後から行かないと言い出す人も多い。俺なんて、何度も取り消すので周りから信用を失って信頼を失ってしまっている。」
 「分かりました、暫く考えてみます。」
 「本当にみんなせっぱつまっていないんだな。生活して行けるんだな。ところで、生徒同士の情報交換にホームページを立ち上げたようだが、お前が作ったんだって。」
 「はい、施設実習の情報交換です。」
 「施設実習なんてどうでもいい、就職情報の交換にしろ。」
 「そうですね、誰かが決まったらみんなも不安に成って焦るかも知れません。分かりました、アンド就職情報と付けたして置きます。」
 先日、学級員と会った時にもそのようなサイトを設けたと言っていた。そう言っていたが、そのような交換が出来る事だけに喜びを感じて、実際の就職については逃避している。
何か理由のない余裕があるのは、この政権の問題か。人権といっては、給食費未納を認める。国民年金や保険など支払わなくても人権という言葉一つで生活費や医療費が補償される。真面目に働いていたひとが馬鹿を見る社会だ。
所得の多い人から多額の税金を取るように評論家は言うと、何かまともな事を言っているようだがまず、誰でもが最低の負担をする社会を築いて行くのが前提ではないのか。その上に立って、応分の負担をする意識を持たせるのが当然だ。
 新たに依頼した制服のロゴマークが気に入らないので、従来のお局様筆頭サービス提供責任者が縫い付けるマークを利用するようにした。1枚300円もするのだが、お局様筆頭サービス提供責任者がファッション関係の仕事をしていたので、いつもお願いするのだが無料だ。
何度受け取るように言っても、受け取らない。新たな制服に付けるロゴマークをいつもの群馬県の業者に依頼したと、その料金の集金に来た。ついてに、毎年恒例のタケノコ堀に行って戦利品を湯がいて持って来てくれた。今日にでも、タケノコご飯にしようと思っている。
 税理士が、不明な項目の入出金について問い合わせる為にファックスで通帳のコピーを送信して来た。その項目には、社員には見せられない内容や資金残高が分かるので、慌ててその行為をしないように税理士に注意した。
当然のことだが、まだ30代で若いので情報管理への意識が違うのか、それでも恐縮していた。
 新人ケアマネジャー宏美さんが講習を終わって、晴れて登録の手続きを取った。私の責任が軽減されて、少しずつ他の業務にシフト出来そうだ。

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